JICAがゼットスケーラーのゼロトラストセキュリティを導入し、情報アクセスの安全性と利便性を向上。コスト削減やリモートワーク対応も実現。
JICAは、クラウドプラットフォーム「Zscaler Zero Trust Exchange」、クラウドプロキシーサービス「Zscaler Internet Access(ZIA)」、リモートアクセスサービス「Zscaler Private Access(ZPA)」の3つのソリューションを採用しました。
この導入により、JICAのユーザーは場所を問わずにセキュアに情報資産にアクセスできるようになり、出張用PCなどの重複投資の削減や専用線の廃止によるコスト削減も実現しました。
また、ゼロトラストセキュリティの実装により、全体のセキュリティレベルも向上しました。
JICAは東京の本部、国内15拠点、そして世界中の約100拠点で事業を展開しており、国内外から情報資産にアクセスするための仕組みが不可欠でした。
しかし、従来のアクセス環境には同時接続数の制約が多く、ユーザーから改善が求められていました。
リモートワークの需要や海外でのロックダウンへの対応が求められる中、JICAは「Microsoft Teams」「OneDrive」「SharePoint Online」を導入し、コミュニケーションと一部の情報資産のクラウド化を進めました。
さらに、2020年6月からはZIAを試行導入し、インターネットとSaaSへのアクセスに対するセキュリティチェックを行ってきました。
国内拠点での導入実績を積み重ねた後、在外拠点への展開も進めています。
以前は専用線を使用したIP-VPNを利用していたJICAの在外拠点ですが、Zscalerの導入によりセキュアなインターネットアクセスが可能となり、2024年度中には専用線を廃止し、さらなるコスト削減を計画しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5e0e51183589d358a7c03af25cbaeecb2389444c