佐久間宣行氏がプロデュースした『クロミのヒロミ』は、カメラクルーなしで一般人にスマホで撮影してもらう新しい形の番組。経費削減が進むテレビ業界で、独自のスタイルが注目を集めている。
この番組では、ヒロミ、三宅健、ベッキーの3人が熱海で街ロケを行い、カメラクルーが不在の中、一般人にスマホで撮影してもらうという斬新な試みが展開されている。
これは、テレビ業界全体が制作費の大幅な削減を迫られる中で生まれたアイデアであり、制作費がコロナ前から100億円以上減少している日本テレビをはじめ、他の民放各局でも同様の傾向が見られる。
特にゴールデンタイムの番組では、制作スタッフの人数も減少しており、経費削減を目的とした新たな企画が模索されている。
スマホのカメラ性能向上により、テレビ放送に適した画質が確保できるようになっているため、このようなスタイルが可能になった。
さらに、街ロケの際にセットを組む必要がないため、コスト削減にもつながる。
制作現場では、他の番組で使用されなかった素材を活用した新しい形式の番組も増加しており、特に深夜帯の低予算番組は実験的な企画が通りやすくなっている。
トーク力が求められるタレントの需要も高まり、生成AIを用いた制作も進んでいる。
こうした状況は、テレビ業界に新たな風を吹き込むと同時に、限られたリソースの中での創造力が試される時代を迎えている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e4036183d64db3a07e93e0106820fee4dbc66844
視聴率の低下や経費削減が進む中で、テレビ番組の新しい形が模索されているという意見が多くありました。
特に、昔の低コスト制作の成功例や、一般人の映像を活用する手法について興味深いコメントが寄せられました。
例えば、初期の「水曜どうでしょう」がタレント二人と少人数のスタッフで制作され、全国区の人気番組になったことが挙げられました。
経費削減が進む中で、視聴者が求める質が低下しているのではないかという懸念もありました。
また、一般人が撮影した動画をそのまま放送するアイデアが提案され、SNSの活用が新たな可能性として注目されていました。
一方で、テレビの質が低下することで視聴者が減ってしまうのではないかという不安の声もありました。
全体として、テレビ業界の変化に対する様々な視点が集まり、経費削減がもたらす影響についての議論が行われていました。
ネットコメントを一部抜粋
ほとんど削減しないのはNHKぐらいだろうなぁ。
初期の水曜どうでしょうはまさに先進的な低コスト番組でしたね。
こういうのを作り続けると「じゃあテレビでなくてもいいじゃない」という流れになってさらに自分たちの頸を締めていくだけじゃないの?
民放東京キー局の番組の質がどんどん下がって行くな笑。
金掛ければ良いって訳じゃないけどYouTubeには負け続けるでしょうね。