岸田前首相が自民党内に「資産運用立国議員連盟」を設立し、経済政策の強化を図る一方、政界では「ポスト石破」を狙った動きとの臆測が広がっている。
この議連は、岸田氏が掲げた経済政策を再アピールし、党勢回復を目指すものである。
背景には、10月27日の衆院選で自民党と公明党が大敗し、与党が過半数を割ったことがある。
これにより石破茂首相の短命説も浮上しており、岸田氏の議連設立は「ポスト石破」を狙った動きとの臆測が広がっている。
岸田氏は、9月の自民党総裁選で石破氏の勝利に大きく寄与したとされ、石破政権下でも影響力を発揮している。
議連の設立総会は11月22日に行われ、岸田氏は「資産運用立国への取り組みを強化する意志を示す必要がある」と強調し、個人型確定拠出年金の拡充策を検討する意向を示した。
会合には旧岸田派の議員や茂木敏充前幹事長、旧安倍・麻生派の議員らが参加し、オール自民党の体裁を整えた。
資産運用立国は岸田政権の看板政策で、国民の所得増を目指して預貯金から投資へのシフトを促すものである。
岸田氏は、衆院選での経済政策が不十分だったことが敗因と認識しており、経済政策の強化を図るために旧岸田派の大幹部を経済政策の司令塔に任命した。
これにより、岸田氏が経済分野での主導権を握る狙いがあると見られている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c01f8c03e3c9dfe839b36ba7d7f86e35c3c3d194
岸田前首相の議連設立に関するネットのコメントは、岸田氏の再登板に対する懸念や自民党の現状への不満が中心でした。
多くのコメントでは、岸田氏が自らの過去の行動や政策が今の政界の混乱を招いたと指摘され、再び政権を担うことに対する強い反対意見が表明されました。
特に、岸田氏が再登板を狙っていることに対しては、国民の期待を裏切る行為だとする意見が多く見受けられました。
さらに、岸田氏の後ろにいる財務省高級官僚に対する批判もあり、政治の私物化や国民の命を考えない姿勢が問題視されていました。
また、岸田氏が自民党内の権力争いにしか興味がないとし、国民の意識が変わったことに気づかない政治家やメディアは信頼を失うとの意見もありました。
全体的に、岸田氏の再登板が実現すれば自民党は終わるとする声や、過去の失策を忘れない国民の意識が強調され、政治家としての責任を果たさなければならないという意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
自民党の現在の苦境は岸田氏の責任も大きいのに、再登板を狙っているのは違和感しかなかった。
岸田さん及びその後ろにいる財務省高級官僚の誤った判断が国政の混乱の原因だった。
岸田さんは安倍さんのように長期政権を担いたいのだろうが、器が違うと思われていた。
岸田が再登板するようでは自民党は完全に終わった政党になるとの意見があった。
岸田氏が再登板を狙っているなら、なぜ辞任したのか疑問だとの声もあった。