日産の「スカイライン クロスオーバー」は、SUV市場に挑戦したモデルで、豪華な内装と高性能なV6エンジンを搭載。しかし、販売は伸び悩み、2016年に生産終了。
2009年に登場したこの車は、12代目スカイライン(V36型)の派生車で、全長4635mm、全幅1805mm、全高1575-1600mmというサイズ感を持ち、同時期のエクストレイルと近い寸法です。
エクステリアは、エレガントなクーペのフォルムとSUVのダイナミズムを融合させた美しいデザインが特徴で、最低地上高は150mm-165mmを確保。
これにより、荒れた道でも走行できる特性を持っています。
ただし、スカイラインの象徴である丸形テールレンズは、実用性を優先するために採用されていません。
インテリアは、専用にデザインされた優雅な曲線が特徴で、上級グレードでは本革や本木目パネルを使用し、高級感を演出しています。
パワートレインには3.7リッターV型6気筒エンジンを搭載し、最高出力330馬力、最大トルク361Nmを発揮。
駆動方式はFRまたは4WDから選択可能でした。
魅力的な性能を持ちながらも、SUVブームの黎明期に登場したため、販売は伸び悩み。
高排気量エンジンのみの設定も影響し、2016年には生産が終了しました。
現在、スカイラインは日本市場で最後のセダンとしての地位を保っていますが、SUVやクロスオーバーモデルの人気が高まる中、再びSUVとして展開することで新たな可能性を見出すことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/683f0de19a7c04e6015a4e608599cd49f5d97e9c
日産の「スカイライン クロスオーバー」に関するコメントは、車の魅力や性能についての賛否が交錯していた。
多くのユーザーが、3.7リッターのエンジンを搭載したこの車を楽しんでいたが、その一方で、排気量が大きすぎるとの意見もあった。
特に、車重が重いため、より小さい排気量のモデルがあれば、より多くの人に受け入れられたのではないかという声が多かった。
また、デザインや高級感は評価されているものの、荷室の狭さや維持費の高さがネックとなり、販売には苦戦した印象が強い。
ユーザーの中には、スカイラインの名を冠しているものの、従来のスカイラインとは異なる印象を持つ人も多く、名前負けの印象を抱いているコメントもあった。
全体として、スカイライン クロスオーバーは独自の魅力を持ちながらも、販売戦略や仕様において改善の余地があったとの意見が目立ち、結果的に不人気に終わったことが多くのコメントに反映されていた。
ネットコメントを一部抜粋
現クロスオーバー4WD乗りです。
1.8㌧あるんでフルノーマルでは3.7リッターでも出だしは少しモッサリします。
3.7LのFRベースでとても出来のいいクルマでしたよ。
クーペとSUVのクロスオーバーのため荷室は狭い。
この9月。
エルグランドをスカイラインクラスオーバーに買い替えました。
お洒落なエクステリアと大き過ぎないサイズなので、2.0L程度のエンジンを搭載した安価なグレードを設定していたらもっと売れたモデルだったと思う。