マツダが新たに発売した「CX-80」は、3列シートSUVで高い環境性能と質感を兼ね備え、2030年代に向けた生き残り戦略の一環として位置づけられています。
このモデルは、マツダが新たに開発した「ラージ商品群」と呼ばれる大型車種のプラットフォームを基にしたフラッグシップSUVであり、欧州ではすでに2023年4月に初公開されています。
CX-80は、マツダが計画する4車種目のモデルで、これにより年間約20万台のグローバル販売を目指していると毛籠勝弘社長が述べています。
CX-80は、3列シートSUVとして高い環境性能と質感を持つ内装、運転性能、乗り心地を追求しており、パワートレインは2500ccの4気筒ガソリンエンジンを搭載したPHEV、3300ccの6気筒クリーンディーゼルエンジン、そしてそのエンジンを組み合わせた48V MHEV(マイルドハイブリッド)の3種類が用意されています。
価格は394万3500円から712万2500円まで幅広く設定されています。
試乗会では、ディーゼル搭載のMHEVの走行性能やPHEVのEV走行の快適さが評価され、3列シートの広々とした室内空間も好評でした。
毛籠社長は、日本市場において本格的な3列シートSUVが少ない中、クリーンディーゼルやPHEVなど多様な選択肢を提供することで顧客のニーズに応えたいと強調しています。
マツダは、2030年代以降のモビリティ時代に向けた生き残り戦略の一環として、このラージ商品群の開発に注力しているといえます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/38eaed3db33e6a8eacb5af01ab0fd1fd75cd1601
マツダCX-80の販売開始に関するコメントは、期待と懸念が入り混じっていました。
特に、CX-60が不人気だったことを引き合いに出し、CX-80も同様の運命を辿るのではないかという不安が多く見受けられました。
コメントの中には、3列シート仕様の需要があるのか、日常使いには巨体が厳しいのではないかという意見もありました。
また、マツダのデザインセンスやディーゼルエンジンの性能を評価しつつも、もっと売れやすいミニバンを作るべきだという声もありました。
さらに、国内市場においてはアルファードやヴェルファイアのブランド力に対抗するのが難しいとの意見があり、CX-80の成功はアメリカ市場にかかっているとの見方もありました。
サイズに関しては、CX-5やCX-8の方が日本市場に適しているとの指摘もあり、CX-80の大きさに対する不安も表明されていました。
加えて、電子制御ダンパーを求める声もあり、ユーザーのニーズが多様であることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
CX-60がもう不人気車となってしまいましたが、3列仕様なら売れるのでしょうか?
今のゴツゴツ感のあるスタイルがやっぱり好きになれません。
日本ではデカい上にブランド力も乏しいから大して売れないだろう。
アルヴェルは高いし燃費悪いしオーナーには不満がある人は少なくない。
マツダを支える屋台骨?社長!しっかりしてください現状見ていないわけじゃないでしょ!