ボクシングの坪井智也選手がアマチュア引退を表明。パリ五輪を逃し、決意を新たにけじめをつけるとのこと。世界選手権での金メダル獲得が光るキャリアを振り返る。
彼は2021年に開催された世界選手権で日本勢初の金メダルを獲得し、その実績から多くの期待を受けていましたが、パリオリンピックへの出場を逃したことが引退の決断に繋がったようです。
坪井選手は、全日本選手権の解説を務めるために訪れた会場で取材に応じ、「アマチュアボクシングが好きなので未練はあるが、けじめをつけないといけない」と語り、彼の決意を示しました。
彼は小学6年生からボクシングを始め、浜松工業高校から日本大学に進学し、2014年から2017年にかけて全日本選手権ライトフライ級で4連覇を達成。
その後、自衛隊に所属し、バンタム級での出場を果たしました。
2021年の世界選手権では、ウエルター級の岡沢セオン選手と共に日本人初の金メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。
しかし、パリ五輪に向けた道のりは厳しく、階級変更や減量に苦しみ、昨年のアジア大会では銅メダルを獲得するも五輪出場権を逃しました。
今年5月の世界最終予選ではコンディション不良により棄権し、五輪出場の可能性が完全に消滅しました。
実戦からは離れているものの、10月にはWBC世界フライ級王者の堤聖也選手の練習相手を務めるなど、体を動かし続けています。
坪井選手は、アマチュアとしてのキャリアを振り返り、「オリンピックに3回挑戦しても行けなかったが、まさか世界選手権で金メダルを取れるとは思わなかった」と、晴れやかな表情でその思いを語りました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3f2e5703034b26e55041d2717774e584b63812b8
坪井智也選手がアマチュアボクサーとして引退を表明したニュースに対して、コメント欄には多くのファンや関係者からの反応が寄せられました。
28歳という年齢を考えると、アマチュアボクサーとしては良い引き際だったという意見があり、彼のキャリアを称賛する声が多かったです。
また、WBC世界フライ級チャンピオンやWBA世界バンタム級チャンピオンについての言及もあり、ボクシング界の他の選手たちとの比較が行われていました。
アマチュアボクシングの世界選手権がオリンピックに匹敵する重要な大会であることが強調され、坪井選手の金メダル獲得の価値が高く評価されていました。
さらに、彼を天才ボクサーと称賛するコメントもあり、プロ転向を期待する声があったものの、実際にはプロには進まなかったことが残念だという意見も見受けられました。
全体的に、坪井選手の引退に対しては敬意を表しつつ、今後の彼の活動に対する期待が込められたコメントが多かったです。