中国EV市場の成長と赤字の現実

中国のEVメーカーは販売記録を更新するも、赤字が続く。NioやXpengは好調な売上を記録する一方で、激しい価格競争に直面し、利益を圧迫されている。

要約すると中国のEVメーカー、特にNio（ニオ）、BYD、Zeekr、Xpeng（シャオペン）、Xiaomi（シャオミ）などは、最近の販売記録更新にもかかわらず、依然として赤字を抱えている。

Nioは2024年第3四半期の決算で純損失が50億6000万元（約1077億円）に達し、前年同期比で11%増加した。

この一方で、Nioは過去3カ月間に6万1800台を販売し、四半期新記録を達成したが、株価は発表後に7%近く急落した。

これは、中国市場での激しい価格競争と、平均販売価格の低下が影響している。

Xpengも同様に販売記録を更新したが、18.1億元（約385億円）の損失を計上。

Zeekrは前年比50%以上の成長を見せたものの、11億4000万元（約242億円）の赤字が続いている。

XiaomiはEV市場に進出し、10万台以上のSU7を販売したものの、事業全体では赤字が続く。

これらの企業は、手頃な価格の新モデルを迅速に投入するプレッシャーに直面し、販売台数は増加しているが、利益率は低下している。

中国のEV市場は競争が激化しており、各企業は生き残りをかけた厳しい戦いを強いられている。

ネットのコメント

中国のEV市場は急速に成長しているものの、コメントからは赤字経営が広がっている現実が浮き彫りになりました。

多くのユーザーが、中国のEVは商機を追求するあまりに大量生産され、品質や信頼性に疑問を持っているようです。

特に、バッテリーやモーターの劣化に対する懸念が強く、長期間使用することが難しいという意見がありました。

また、過剰な価格競争やダンピングが行われていることから、持続可能なビジネスモデルが構築されていないとの指摘もありました。

さらに、淘汰が進む中で生き残るのは、突出した技術や規模を持つ企業に限られるとの見解もありました。

BYDなどの一部の企業は好調ですが、それ以外のメーカーは厳しい競争にさらされ、倒産する可能性が高いと考えられています。

全体として、中国のEV市場は成長を遂げているものの、その裏には多くの課題が存在していることがコメントから伺えました。

その昔、アメリカには100社を超える自動車メーカーがありましたが色々淘汰されて今は1/10以下になりましたね。
結局BEVって新車使い捨てになり環境に良くないってなるんじゃないかな？
中国ってこのEVに限らず何でもそうなんだけど、儲かると考えると先のことを考えないでとにかく商機を逸しまいと大量に生産する。
いや、全然うまくいっているとは思っていない。
同じ中国のEVメーカーでも、qiangsheng electric tricycle factory等とインド、東南アジアの地場産業の熾烈な３輪・４輪のシェア争いが乗用車を駆逐するでしょう。

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