韓国の尹大統領が非常戒厳を宣言し、国会に軍が突入する事態が発生。野党は辞職を求め、弾劾手続きに入る意向を示しています。
この戒厳令により、国会の建物に戒厳司令部の部隊が突入するという異例の展開が発生しましたが、約6時間後に解除されました。
最大野党「共に民主党」は、尹大統領が国政を混乱させているとして辞職を求めており、応じない場合は弾劾手続きを進める意向を示しています。
弾劾案が国会に提出されれば、72時間以内に採決が行われることになります。
尹大統領の非常戒厳宣言に対し、市民は国会前で抗議の声を上げ続けており、韓国の主要メディアもその行動を批判しています。
さらに、尹大統領の周囲のスタッフ約10人が一斉に辞意を表明するなど、政権内の混乱が深刻化しています。
与党の議員からも尹大統領に対する厳しい意見が出ており、政治的な求心力が低下していることが浮き彫りになっています。
特に、武装した兵士が国会に侵入した際の動きが監視カメラに捉えられ、与野党の代表や議長を逮捕しようとする意図があったとされ、さらなる混乱が予想されます。
尹大統領は、内乱行為とされるこの状況を受けて、今後の政治的な対応が求められている状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7ab4912bb508b69574a403e41f0c9b80514e0335
韓国の尹大統領が非常戒厳を発令し、国会を占拠するという混乱が生じたことに対して、ネット上では多くの意見が交わされました。
一部のコメントでは、政治がうまく進まない状況がイライラを引き起こしているとしつつ、軍隊による国会占拠は暴挙であると指摘されていました。
また、大統領秘書官や政府閣僚の辞任が相次ぎ、政権の崩壊が時間の問題だとの見解もありました。
韓国においては「民主主義イコール政権交代」という考えが根強く、次の大統領は左派から選出される可能性が高いという意見も見受けられました。
さらに、北朝鮮の動向に対する懸念が示され、戒厳令の発令が意味を持つのか疑問視されるコメントもありました。
民主主義の理解度や投票率の高さについて評価する声もあり、日本との関係についても懸念が示されました。
尹大統領の行動に対しては、国民の理解を得ることが難しいとの懸念があり、今後の韓国の政治情勢に対して悲観的な見方が強まっていました。
全体的に、韓国の政治が混乱し、今後の展望が不透明であるという意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
行政の長である大統領と、立法で主導権を握る第1党がねじれているという状況で政治がうまく進まないのはイライラすると思いますが、軍隊で国会を占拠するというのは暴挙でしたね。
今日の動きとして、大統領秘書官や政府の閣僚も辞任が相次いでおり、政権が倒れるのは時間の問題だと思います。
混乱してますね。
しかし日本と違って民主主義を国民が理解してる為に投票率が高い事は素晴らしい事です。
尹大統領が何をしたかったのかが誰にも解らない。
国民の目をそらすため、日本を叩いて人気取りをしてきた歴代大統領とは異なり、尹大統領はどんなに窮地に陥っても、日韓関係を悪化させるような行動はとらなかった。
それだけは評価できる。