NHK『紅白歌合戦』は昨年の視聴率低迷を受け、男女分けを見直すリニューアル案が議論中。今年の結果が今後の方向性を決定づける試金石になる。
昨年の世帯平均視聴率は第1部29％、第2部31.9％と低迷し、今年も同様の結果を避けるために、NHK内では様々な改革案が提案されています。
特に注目されているのは、「男女で分ける」という従来の形式を見直すことです。
多様性の時代に合った新たな形式を模索する声が高まっており、『東西歌合戦』や『年末歌合戦』などの案が浮上しています。
司会は昨年に続き有吉弘行が務める予定ですが、彼には高齢層の支持が薄く、視聴率向上が期待できないとの分析もあります。
また、旧ジャニーズの不出場やK-POPグループの出場が決まっており、特別なサプライズ出演も検討されていますが、これらが視聴率にどのように影響するのかは未知数です。
さらに、10月に亡くなった西田敏行さんを偲ぶ演出案もあるものの、数字につながるかは疑問視されています。
結局、今年の紅白がどのような結果を生むかが、今後の紅白の在り方を決定づける試金石となるでしょう。
視聴者は、何を変えるべきかを考えながら紅白を楽しむことになるかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cf206578d5204027a9bb6a12f520d629243695e2
紅白歌合戦に関するネットのコメントは、視聴率回復に向けた改革案について多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、まず「歌」の質を重視してほしいとの声が上がり、必要以上の演出やネタに走ることなく、じっくりと聴ける歌合戦にすることが求められました。
さらに、男女に分かれている形式についても疑問の声があり、時代に合った形に変更するべきだという意見がありました。
また、最近の音楽シーンにおいては、ビジュアルやダンスに重きを置く傾向が強まっているため、心に響く歌が少なくなっているとの指摘もありました。
視聴者は、本物の歌声や歌手の表情を大切にしてほしいと願っていました。
さらに、K-POPの多さに対する懸念も表明され、国内のアーティストをもっと重視してほしいとの意見も見受けられました。
視聴率については、過去の高視聴率に対する驚きや、現在の視聴率が30％前後であることに対する意義が語られ、リニューアルの必要性を問う声もありました。
NHKの運営体制や受信料の徴収方法についても、改革が必要だとの意見があり、より良い番組作りのためには、視聴者の意見を反映させるべきだという提案もありました。
最後に、紅白歌合戦自体を打ち切り、新たな特番を作るべきだとの意見もありましたが、視聴者の心に響く歌を届けることが最も重要であるという共通の認識があったようです。
ネットコメントを一部抜粋
“ニューミュージック”という言葉自体が少し古いような気がしますが、衰退傾向にある演歌・歌謡曲を再度盛り上げるために、このような対抗戦でもいいかと思います。
紅白が男女に分かれているのは、新憲法が公布され、「男女同権」の世の中になったことに由来している。
最近の歌は歌よりもビジュアルやダンスに力を入れているのか心に響くこの曲！といった作品が少ないように思える。
流行歌そのものの在り方が変わってきているわけだから、歌番組はそれに合わせて大幅に変えるか、頑として昭和時代のスタイルを守るかの選択しかないと思います。
自分はもう何十年も見てないけど、視聴率が30％前後って驚異的な高さだと思う。