サンフレッチェ広島の青山敏弘選手が引退会見を行い、21年間の現役生活を振り返りました。彼はクラブ史上最多の443試合出場を誇り、数々のタイトルを獲得。残りの試合に向けての意気込みも語りました。
38歳の青山選手は、ブラジルワールドカップ日本代表としても知られ、21年間にわたりサンフレッチェを支え続けてきました。
彼のJ1リーグでの出場試合数は443試合で、これはクラブ史上最多の記録です。
岡山県出身の青山選手は、作陽高校を経て2004年にサンフレッチェに入団し、守備的ミッドフィルダーとして活躍しました。
彼は視野の広さとロングキックを武器に、リーグを代表する選手へと成長しました。
2012年には森保監督の下で悲願のJ1初優勝を果たし、翌年にはJ1連覇を達成。
2014年にはブラジルワールドカップ日本代表メンバーに選出され、2015年にはサンフレッチェのキャプテンとして3度目のJ1制覇を成し遂げ、シーズンMVPにも輝きました。
しかし、今シーズンは若手選手の台頭により出場機会が減少し、リーグ戦ではわずか2試合の出場にとどまりました。
引退会見では、「サンフレッチェ広島というクラブで引退できることを幸せに思っている」と語り、21年の現役生活を全てこのクラブに捧げたことへの誇りを感じていると述べました。
また、初優勝の瞬間や、これまでの苦労を乗り越えたことを振り返りながら、残りの試合に向けての意気込みも語りました。
青山選手は、最後の試合で優勝を味わい、充実感を持って現役を終えたいと強く願い、若手選手との競争心も示しました。
彼の引退はサンフレッチェ広島にとって大きな節目となります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0873b19ca3dacbfa9ac3d4996bd12ffe6bbd86f8