MicrosoftがWebブラウザ「Edge」にAI機能「Copilot Vision」の限定プレビューを開始。ユーザーは音声でWebページの情報を得られ、プライバシーにも配慮されている。
この新機能は、ユーザーが閲覧しているWebページの内容を理解し、リアルタイムでサポートを提供することを目的としている。
Copilot Visionは、ページの内容をスキャンして分析し、ユーザーが音声で質問をすることで、その内容について会話ができる。
例えば、美術館のWebサイトを訪れた際には、訪問前に知っておくべき情報を提示してくれる。
また、オンラインショッピング中には、ユーザーのニーズに合った商品をハイライトするなど、関連情報を強調表示する機能も備えている。
さらに、複雑な情報を整理する能力もあり、例えばゲームのルール説明を分かりやすく解説することができる。
Microsoftは、AI機能「リコール」に関するプライバシー問題を受けて、Copilot Visionにおけるプライバシーへの配慮を強調している。
この機能はオプトイン方式で、ユーザーが明示的に有効にしない限り利用されない。
また、セッション終了後には、ユーザーのプロンプトや共有されたデータはすべて削除される。
現在、プレビュー版は特定のWebサイトでのみ利用可能で、機密情報を読み取ることはないとされている。
限定プレビューに参加できるのは、米国で月額20ドルのMicrosoft Copilot Proプランに加入しているユーザーのみで、フィードバックを基に改良を進め、将来的には一般提供の予定だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97dca0b08c4b5f98a52dbea4b6e8cc4180f378a6