岡山が仙台を2－0で下し、悲願のJ1初昇格を達成。オーナーの木村正明は市民クラブの成長を語り、今後の発展を誓った。
試合はシティライトスタジアムで行われ、前半20分にMF末吉塁のループシュートで先制、後半16分にはFWルカオの突破からMF本山遥が追加点を決めた。
岡山は2003年に創設され、09年からJ2で戦ってきたが、昇格プレーオフに3度挑戦し、ついにJ1の舞台に立つこととなった。
試合終了の笛が鳴ると、会場は歓喜の渦に包まれ、オーナーの木村正明は「市民クラブで親企業がないので、皆さんと共に作ってきたクラブ」と感慨深げに語った。
彼は06年にゴールドマン・サックス社を退社し、クラブの成長に私財を投じてきた。
J1昇格を目指し、アマチュアからプロ化に踏み切った際は、選手たちの月給が少なく、多くが退団する苦渋の選択を強いられた。
木村はその後、Jリーグの専務理事を経て22年にオーナーとして復帰し、待望の昇格を迎えた。
岡山県民の広島に対するライバル意識を持ちながら、クラブは今後の30年計画を掲げ、さらなる発展を目指す。
今季のクラブ予算は20億円弱とJ1では最低規模だが、「反骨精神」が岡山の特徴であり、今後も努力を惜しまない姿勢を示している。
岡山は、これでJ1を経験する33クラブ目となり、中国地方からは広島に次いで2クラブ目の誕生となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a254324fdd586c127775a7654c34002b80ef1c8c
岡山のJ1昇格に関するコメントは、祝福の声が多く寄せられました。
多くの方が岡山のサッカークラブの努力や歴史を称賛し、昇格が新たなスタートであることを強調していました。
また、広島とのライバル意識についても意見が分かれ、岡山の人々が広島を意識しているという意見と、逆に広島にはライバル意識がないという意見が見られました。
特に、広島のサッカークラブの歴史や実績を挙げて、岡山はまだまだ追いつくべき存在だと感じている人もいました。
さらに、岡山の選手たちの努力や運営の安定性についても触れられ、今後の成長に期待する声が多かったです。
来季に向けては、選手層の課題や守備を重視した戦術が提案され、岡山がJ1に定着するための努力が必要であるとの見解が示されました。
全体的に、岡山の昇格を機に地域のサッカー熱が高まることを期待するコメントが多く、サポーターの応援が今後の成長を支える重要な要素であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
広島へのライバル意識とありますが、憧れであり、目標だと思います。
それぞれのクラブには歴史がある。
事象を見れば岡山が新たにJ1昇格で終わる。
昇格おめでとうございます。
運営が安定せずに選手が居なくなったのも、組織としては苦渋の選択だと思う。
来年の今頃はあっという間に過ぎてると思う。
守備をベースに我慢強く闘えば残留の可能性はあると思う。
岡山創業のベネッセ辺りが看板も出してましたが、メインスポンサーの一つでも名乗り出てくれたらクラブも資金的に助かるのかな。