ASUSが新たに発表した高性能な電源ユニットは、容量別に850W、1,000W、1,200Wの3モデルで、GaN MOSFETや「GPU-FIRST」電圧センサー機能を搭載しています。電力効率が最大30%向上し、静音性や放熱性も改善されています。
具体的には、850W、1,000W、1,200Wの3つのモデルがラインアップされており、それぞれ「ROG STRIX 850W Platinum」、「ROG STRIX 1000W Platinum」、「ROG STRIX 1200W Platinum」と名付けられています。
これらの電源ユニットは、ATX12Vフォームファクタに準拠し、ATX 3.1およびPCIe 5.0に対応しています。
さらに、80PLUS Platinum認証を取得しており、電力効率が前世代よりも最大30%向上しています。
これは、GaN MOSFETを搭載することで実現されており、電力損失を軽減するとともに、内部のレイアウトを整然と保つことが可能です。
加えて、設計の最適化により、大型ヒートシンクのスペースが確保され、風量が向上し、放熱性も改善されています。
特に注目すべきは、特許取得済みの自動制御電圧スタビライザーを搭載している点です。
これにより、「GPU-FIRST」電圧センサー機能が実現され、IVSケーブルを接続することで、過酷なゲーミングやオーバークロック時の電圧安定性が最大45%向上します。
従来のCPU重視の電圧検知にも対応しており、IVSケーブルを外すだけで切り替えが可能です。
また、ROGヒートシンクは低温動作を実現し、部品の長寿命化や0dBの静音動作を実現しています。
デュアルボールファンベアリングを採用し、スリーブベアリングデザインと比較して最大2倍の寿命を誇ります。
サイズは160×150×86mmで、850Wモデルは2.8kg、1,000Wモデルは2.91kg、1,200Wモデルは2.94kgの重量を持ち、MTBFは25°Cで120,000時間以上とされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/72c0f49ccbf9c3a79f5829cb5df7901568ae0f45