NEC新型メインフレームの特徴と販売計画

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NECが新型メインフレーム「i-PX AKATSUKI/S100」シリーズを発表。オープン環境との連携やセキュリティ機能を強化し、データ操作が容易に。出荷は12月25日から。

要約するとNECは、2023年12月12日に新型メインフレーム「i-PX AKATSUKI/S100」シリーズを発表しました。

この新製品は、同社のACOS-4中型機の一部であり、特にオープン環境との連携とセキュリティ機能の強化が特徴です。

新たに搭載された機能により、ウェブサービスや業務パッケージからACOS内のデータに対する問い合わせや操作が容易になりました。

具体的には、HTTPリクエスト時にSQL命令をパラメーターとして渡すことで、従来の単一条件検索に加え、複数条件の検索やSQL関数の使用が可能となります。

また、データの更新、削除、挿入機能も提供され、検索結果は列名と値のみのシンプルな形式で返却されるため、クライアント側でのデータ処理が簡素化されます。

セキュリティ面では、アプリケーションプログラムの真正性を検証する新機能が導入され、定期的な巡回によってプログラムの変化を検出し、情報漏洩や不正利用の早期発見をサポートします。

さらに、CPU性能も向上し、最上位モデルではシステム性能が約1.3倍に改善されています。

製品の出荷は12月25日から開始され、価格は個別見積もりとなっています。

NECは今後5年間でこの新型メインフレームを200台販売する計画です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e12505aee705e573331dd4dab1b672e25d0cc66a

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