伊予鉄グループが2024年12月に全国初の自動運転バスを運行開始。約1.6kmを完全自動運転で走行し、キャッシュレス決済に対応。
この自動運転バスは、伊予鉄道高浜線の終点である高浜駅と松山観光港を結ぶ約1.6kmのルートを毎日運行します。
自動運転レベル4は、特定の条件下で完全に自動運転が可能であり、運転士なしで運行されるため、人手不足の解決策として期待されています。
使用される車両はEVモーターズ・ジャパンの電動バスで、ソフトバンク系列のBOLDLYが自動運転システムを提供し、実際の運行は伊予鉄バスが担当します。
バスは制限速度40km/hの道路を35km/hで走行し、運行時間は毎日6時から21時までです。
乗客定員は12人で、支払いは交通系ICカードやスマートフォンを用いた完全キャッシュレス方式で、現金には対応していません。
運行初日には国土交通省や愛媛県知事、松山市長などが出席する出発式が予定されています。
この取り組みは、地域の交通を効率化し、持続可能な移動手段としての自動運転技術の実用化を目指す重要なステップとなります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e1413b104d3e91e78deb9e1a07ec2e5c0c0d0f20
自動運転バスが松山で本格的に運行を開始したことに対して、ネットのコメントでは様々な意見が交わされました。
まず、バスの運転士不足が全国的な問題となる中で、この自動運転システムは地域だけでなく、全国展開のための重要な実績になるとの期待がありました。
この技術が広がることで、他の地域でも運転士不足を解消できる可能性があるという意見が多く見受けられました。
また、運行速度に関しては、制限速度40km/hの道路を自動運転バスが35km/hで走行することが報告され、交通の安全性に対する懸念も示されました。
特に、後ろからの煽り運転に対する心配があり、カメラを設置して自動通報ができるようにすれば良いとの提案もありました。
さらに、観光港への路線が既に計画されていたことや、定員が12人と少ないとの指摘もありました。
自動運転の導入にあたっては、2種免許を持った乗務員が同乗する必要があるため、完全な自動運転とは言えないとの意見もありました。
このように、自動運転バスの運行開始に対しては期待と懸念が入り混じったコメントが多く寄せられ、地域の観光や交通の未来に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
バスの運転士不足が全国で問題になっている中で、このシステムは重要だと思う。
制限40km/hの道路を、バスは35km/hで走ります。
このバスが走る松山観光港への路線は元々伊予鉄が路線延長を予定していた。
電車が自動運転になるかと思うような紛らわしい画像だわ。
定員12人は少ないなぁ…