トヨタが新型『4ランナー TRDプロ』を発表。ターボハイブリッド搭載で326hpを実現し、2025年1月に米国で発売予定。オフロード性能を強化したデザインが特徴。
『4ランナー』は1984年に初代モデルが登場し、北米市場で高い人気を誇っています。
日本では4世代目まで『ハイラックスサーフ』として販売されていましたが、5世代目からは北米専用モデルとなっています。
新型のデザインは、ミシガン州のCALTYデザインチームによって手がけられ、過去のモデルからのインスピレーションを受けつつ、未来を見据えたスタイルが追求されています。
特に初代と2代目への敬意を表し、デザインには「ラップオーバー」クォーターガラスが復活しています。
TRDプロはトヨタ・レーシング・デベロップメントによるオフロードパッケージであり、米国市場で販売されている大型ピックアップトラック『タンドラ』や中型ピックアップトラック『タコマ』にも設定されています。
新型4ランナーTRDプロには、ハイブリッドパワートレイン「i-FORCE MAX」が標準装備されており、2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンと最大出力48hpのモーターを組み合わせています。
このシステムは8速ATに組み込まれ、バッテリーには蓄電容量1.87kWhのニッケル水素を採用しています。
ハイブリッドシステム全体では326hpのパワーと64.3kgmのトルクを発揮し、歴代4ランナーで最強のパワートレインとなっています。
駆動方式は4WDで、足回りも本格的なオフロード走行を重視して強化されています。
トヨタはこの新型4ランナーTRDプロを通じて、米国のSUV市場でのプレゼンスをさらに高めることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1ec089650cf4bf2e2b0e9565d45bd485a5272024