マツダのCX-60が販売不振で、発売から7年のCX-5よりも売れていない。国内販売は22%減少し、マイナーチェンジが期待される。
2024年度上半期のマツダの国内販売台数は、昨年度の同時期と比べて22%減少しており、これは国内市場全体の3%のマイナスと比べても大きな減少です。
マツダは現在、国内販売ランキングで6位に位置しており、トップはトヨタ、次いでスズキ、ホンダ、日産、ダイハツが続いています。
特に、マツダの主力車種であるマツダ2が不振で、2024年度上半期の月平均販売台数は約2000台と、他の競合車種に比べて低迷しています。
CX-5も同様に、発売から7年が経過しているため、売れ行きが20%以上減少しており、月平均は約1600台です。
さらに、CX-30も販売が鈍化し、月平均は約1100台となっています。
マツダは2012年から魂動デザインとスカイアクティブ技術に基づく新世代商品を展開してきましたが、設計の古い車種が増えることで販売に悪影響を及ぼしています。
特に人気カテゴリーのコンパクトカーやSUVの不振が全体の販売に影響を与えている中、CX-60も2022年9月の発売にもかかわらず、2024年の月平均は約600台と目標の3分の1にとどまっています。
このような状況を受け、マツダは近々CX-60のマイナーチェンジを行う予定で、これが販売回復の起爆剤となるか注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bd31bdcaf3d39aaa96f00fabae6124e946c22d70
マツダCX-60に関するコメントでは、販売不振の理由として、ユーザーのニーズに応えられていない点が多く挙げられていました。
特に、CX-5との比較が目立ち、バランスの取れたデザインや実用性が評価されている一方で、CX-60はデザインや乗り心地に苦しさを感じるとの意見がありました。
また、車両価格が高く、維持費もかさむため、コストパフォーマンスが悪いとされていました。
さらに、マツダの拘りが強すぎて、ユーザーの求めるところが置いてけぼりになっているとの指摘もありました。
特に、直6FRエンジンの魅力は認めつつも、SUVとしての実用性に疑問を持つ声が多く、デザインが「ブサイク」との意見もありました。
マツダのブランドイメージや戦略に対する懸念もあり、今後のマイナーチェンジに期待するコメントが見受けられました。
全体的に、マツダが伝統的な魅力を追求するあまり、現代のニーズに合った製品作りができていないという意見が多かったです。