イギリスがTPPに加盟し、自由貿易を強化。これにより12カ国体制が成立し、経済圏が拡大。保護主義に対抗する動きが加速。
これはヨーロッパにおける初の加盟国となり、TPPは日本やオーストラリアを含む12カ国の体制へと拡大します。
新たに発効された議定書により、イギリスはTPPに参加し、これによってTPPは世界のGDPの約15%、すなわち約12兆ポンド(日本円で2300兆円余り)の経済圏を形成します。
イギリス政府は、TPP加盟国への輸出品の99%以上の関税が撤廃されることを強調しており、これにより貿易の自由化が進む見込みです。
イギリスは2020年にEU(欧州連合)を離脱した後、2021年にTPPへの加盟を申請しており、今回の加盟はその実現を意味します。
トランプ次期大統領が就任する1月に向けて、彼はすべての国に対して関税をかける方針を示しており、これに対抗する形で自由貿易を掲げるTPPの重要性が増しています。
世界的に保護主義が広がる中で、TPPがアジア太平洋地域からヨーロッパに広がることは、国際貿易のダイナミズムを示すものと言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1bc0a69df41c85e0636bbc9146606e68456b9143
イギリスのTPP加盟について、多くのコメントが寄せられました。
特に、日本の資源の乏しさから、高付加価値製品を海外に売る必要性が強調されていました。
エネルギー自給率が10%と低い日本では、農機や漁船、物流など、すべての生活がエネルギーに依存しているため、TPPのような自由貿易協定が重要だとの意見が多く見受けられました。
また、対中ブロック経済の形成において、イギリスの加盟は歓迎されており、今後はインドやフィリピンなど、人口の多い市場の加盟も期待されていました。
さらに、英国の伝統的な製品が低関税で入手できることへの期待もありました。
特に、日本で消えつつある伝統的な技術がサヴィル・ロウに残っていることが評価されていました。
一方で、日本の米の輸出に関しては、ヨーロッパではあまり需要がないとの意見もあり、食べ方の提案が必要だとの指摘もありました。
安全保障の観点からは、EU諸国の加入が強い経済圏を作るために重要だとの意見もありました。
全体として、イギリスのTPP加盟は日本にとって多くの利点をもたらすとの期待が高まっていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
日本は資源がないから高付加価値製品を海外に売って外貨を確保しないと。
対中ブロック経済形成の点で英国の加盟は歓迎できる事である。
安全保障を考えると、多くのEU諸国を加入してもらう事で、強固な経済圏を確立してもらいたい。
英国のサヴィル・ロウの製品が低関税で手に入ると非常にありがたい。
トランプ率いるアメリカから脱却し新しく互換利益のある経済、防衛圏を各国は求め始めてるのだ。