中部鉄源協が実施した新断スクラップの入札で、価格が4万4800円に決定。前月比1050円の減少も炉前水準を上回る高値。
要約すると中部鉄源協議会が13日に行った新断スクラップの共同在庫入札では、12月契約分の落札価格がトン当たり4万4800円で、数量は3000トンに達しました。
この価格は、前月の11月と比較して1050円、つまり約2.3%の減少となりましたが、依然として炉前水準を2000円上回る高値での契約となっています。
中部鉄源協の会長である小澤広多氏(不二商事専務)は、この結果が市場の需給バランスを反映していると述べています。
新断スクラップの価格は、鉄鋼業界における重要な指標であり、入札結果は今後の市場動向に影響を与える可能性があります。
特に、炉前水準を上回る価格設定は、需給が引き締まっていることを示唆しており、業界関係者にとっては注視すべきポイントとなります。
入札に参加した企業は、今後の生産計画や原材料調達において、この価格動向を考慮する必要があるでしょう。
これにより、鉄鋼業界全体の動きや関連市場にも影響が及ぶことが予想されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/236ca052adf5540eb9a1be02ec7c73611d949660