三菱ケミカルの植物由来プラスチックDURABIOがホンダX-ADVに初採用され、環境に配慮した新素材の展開が進む。
要約すると三菱ケミカルグループは、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」がホンダの二輪車『X-ADV』に初めて採用されたことを発表しました。
この素材は、X-ADVの着色外装と透明フロントスクリーンに使用され、日本国内での販売が行われています。
DURABIOは、耐衝撃性や耐傷付き性に優れ、着色剤を加えることで高度な意匠性を実現することができるため、従来の塗装工程を省略することが可能です。
これにより、二輪車の塗装レス外装の採用は今回が初めての試みとなります。
DURABIOは、これまでにもホンダの二輪車の透明フロントスクリーンに採用された実績があり、今後は欧州で発表されている『FORZA 750』や『NC750X』でも同様に外装や透明フロントスクリーンに使用される予定です。
この素材は再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を使用しており、石油消費量の削減や温室効果ガスの低減に寄与する環境に配慮した素材です。
DURABIOは、自動車やモビリティの内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など、幅広い分野での展開が進められています。
三菱ケミカルグループは、DURABIOの展開を通じて高付加価値な製品を提供し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c376229616ff644183232726a65d937d62f77132