トヨタが新型「カムリ」をタイで発表。ハイブリッド搭載で燃費25km/L、660万円から販売開始。電動車シフトが進む中、期待が高まる。
この新型カムリは、トヨタのグローバルセダンとして位置付けられ、FF(前輪駆動)レイアウトを採用した最大・最上級モデルです。
カムリは1980年にセリカから派生し、当初はFR(後輪駆動)レイアウトでしたが、1982年のフルモデルチェンジでFFに変更され、広い室内空間が高く評価され、世界中に輸出されるようになりました。
日本での生産は2023年に終了しましたが、海外市場では11代目が登場し、ロングセラーモデルとしての地位を確立しています。
新型カムリはオーソドックスな4ドアセダンのスタイルを持ちながら、最新のトヨタデザインを取り入れ、特にコの字型の「ハンマーヘッド」デザインが印象的です。
ボディサイズは全長4915mm、全幅1840mm、全高1450mm、ホイールベースは2825mmで、室内は広々としており、上質な仕上がりです。
インパネの中央最上部には12.3インチのディスプレイが搭載され、機能性も向上しています。
また、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を装備し、安全性も確保されています。
タイ仕様は2.5リッターハイブリッド専用車で、システム最高出力は227ps。
燃費は1リッターあたり25kmを実現しています。
ボディカラーはホワイト、ブラック、シルバー、ダークグレーの4色展開で、グレードは「スマート」「プレミアム」「プレミアムラグジュアリー」の3種類です。
価格は約660万円からとなっています。
2024年上半期のタイ自動車販売台数は前年同期比で24.2%減少しましたが、ハイブリッド車は68.7%の増加を記録しており、電動車シフトが進んでいます。
カムリはタイにおける電動車市場を牽引するモデルとして期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fa02ae4872a0297d672ba3d20942e28fac066edd