ロシアのリャブコフ外務次官は、米国が核保有国と対峙する際の危険性を警告し、NATOの拡張が核使用のリスクを高めると指摘しました。
リャブコフ次官は、米国が世界支配力を維持するために戦略的リスクを承知の上で受け入れ、規則を破ってでも敵国に対し強い圧力をかける準備ができていると述べました。
特に、NATOの拡張やウクライナの地政学的統合を進める意図が、核兵器使用の可能性を高めると指摘しました。
さらに、米国のドナルド・トランプ次期大統領が指名したウクライナ特使、キース・ケロッグ氏のロシア訪問に関しては、リャブコフ次官は何も知らないとし、ケロッグ氏の訪問がロシアとの関係樹立に向けた意図を持つかどうかも不明であると述べました。
ロイター通信によれば、ケロッグ特使は来年1月にウクライナとイタリア、フランスを訪問する見込みですが、ロシア訪問の予定はないとされています。
リャブコフ次官は、ロシアと米国の関係の正常化については検討すべきだが、具体的な日程や計画は今すぐの問題ではないと強調し、トランプ政権との協力の可能性を示唆しました。
しかし、国際安全保障と軍備統制に関する現状は厳しく、この危機を管理し、より安定した基盤を作ることが優先されるべきだと述べました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/510f0d1787121c7540521b7093d10b5377e96d29
ロシア外交次官が警告した米国の核戦略の危険性に関するコメントには、米国の核戦略への懸念やロシアの現状に対する多様な意見が寄せられました。
多くのコメントは、ロシアが核兵器を持ちながらも実際には侵略を続けられていることを指摘し、核兵器が抑止力として機能していないのではないかという疑問を呈していました。
また、ロシアが自国の弱さを隠すために核戦略に依存しているとの意見もあり、ロシアの軍事力に対する批判が目立ちました。
さらに、ウクライナ侵略戦争におけるロシアの戦術についても言及され、過去の戦法に固執していることが問題視されていました。
加えて、ロシアが核を持っているにも関わらず、他国との対立において十分な力を発揮できていない現状が挙げられ、核兵器のメンテナンスやその信頼性について懸念が示されていました。
全体として、核兵器の存在が国際関係における脅威として捉えられつつも、その有効性には疑問が持たれていることが分かりました。
ネットコメントを一部抜粋
世界から共産主義勢力が衰退しているのは、共産主義勢力が自壊しているからです。
結局、核しか頼るものがないからだ。
我社に取ったらロシアは特上得意様です。
核を持っていても侵略されているし。
強気発言はいつもの事。