65歳以上世帯の平均貯蓄額は2462万円だが、毎月3万~4万円の赤字が発生。計画的な貯蓄と高年齢雇用継続給付を活用し、長く働くことが重要。
調査によると、65歳以上世帯の平均貯蓄額は2462万円で、中央値は1604万円です。
これは、リタイア後の生活を支えるための貯蓄が一定程度存在することを示していますが、実際には多くの世帯が月に3万~4万円の赤字を抱えていることが明らかになっています。
特に、単身無職世帯は毎月約3万768円、夫婦無職世帯は3万7916円の赤字が発生しています。
この赤字は公的年金だけではカバーできず、貯蓄を取り崩す必要があります。
これにより、リタイア時の安心を得るためには、計画的な貯蓄が不可欠です。
さらに、65歳以上の高齢者の就業状況も取り上げられ、60~64歳で74.0%、65~69歳で52.0%が働いていると報告されています。
企業が労働力不足に直面している中、高齢者が働く機会は増加しています。
特に「高年齢雇用継続給付」という制度があり、60歳以上65歳未満の就業者に対して賃金が75%未満に低下した場合に給付金が支給される仕組みがあります。
このような制度を利用しながら、健康であれば70歳や75歳まで働くことが経済的な不安を軽減する手段として推奨されています。
最近の晩婚化や晩産化の影響で、老後資金を十分に準備できないケースもあり、早めの対策が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3689aa375c8432a3d8fcb00501dbd9fb60e43299
65歳以上の世帯の貯蓄と雇用状況に関するコメントでは、老後の生活費の問題が多くの人にとって重要なテーマとなっていました。
特に、夫婦で生活する場合は二人分の費用がかかり、一人暮らしではその半額で済むという意見がありました。
74歳の一人暮らしの方は、年金と働くことで生活できているものの、将来への不安を感じていると述べていました。
また、住民税非課税世帯が税金や保険料の負担が軽く、生活が楽になるという意見もありました。
さらに、老後には予期しない病院通いが増えるため、医療費の負担が現実的な問題だと指摘されていました。
統計データについても意見があり、特定のデータが貯蓄ゼロ世帯を含んでいないことから、世論操作の疑念が示されました。
最後に、物価の上昇に対する不満が表現され、生活費が高くなる現実に対する声も多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
持論を云うと夫婦2人で生活すると2人分かかる。
住民税非課税世帯が日本では一番いいと思います。
然し老後と成れば予定外の病院通い!
このLIMOというコメント出してる会社、統計を使い分けている。
生活に必要な物価が肌感で1~2割高になっていで。