トヨタの「FT-4X」は、アウトドア向けに設計された小型SUVコンセプト。デザインや機能性が注目されるが、市販化の予定はない。
要約するとトヨタは2017年にニューヨーク国際自動車ショーで「FT-4X」というコンセプトカーを発表し、特にアウトドア志向のミレニアル世代をターゲットにしたデザインが注目を集めました。
この小型SUVは全長4.3m未満のコンパクトなボディサイズを持ち、デザインテーマは「Rugged Charm(頑丈で魅力的)」で、シンプルさや多機能性、耐久性、トヨタのSUVの伝統を重視しています。
エクステリアは特徴的な「X」をモチーフにしたスタイリングで、水平基調のグリルを採用し、トヨタのSUVデザインを踏襲しています。
特に、冬に手袋をはめたままでも操作しやすいドアハンドルや外部電源が利用できるコンセント、リアハッチが水平・垂直に開く機能があり、アウトドアでの利便性を考慮した設計がされています。
インテリアには、取り外し可能なオーディオやルームライト、飲料用ボトルとして使えるドアハンドル、アームレストとして機能する寝袋、冷凍・保温が可能なボックスなど、アウトドアに役立つ装備が豊富に搭載されています。
FT-4Xはその現実味のあるデザインと機能性から「次期FJクルーザー」とも言われましたが、発表から約7年が経過した現在も市販化は実現しておらず、トヨタは「市販化の予定はない」と明言しています。
これにより、FT-4Xがユーザーの手元に届く可能性は低いと考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/12f7e48fe5f8f84b79239b27c79dd653682b9870