日産、ホンダ、三菱が経営統合を検討し、2026年に共同持株会社を設立予定。各ブランドは存続し、電動化や知能化を推進。
三菱自動車工業もこのプロジェクトに参加し、3社で覚書を交わしました。
この経営統合は、カーボンニュートラルや交通事故死者ゼロ社会の実現を目指し、自動車の知能化・電動化に関する戦略的パートナーシップの強化を目的としています。
特に、次世代ソフトウェアデファインドビークル（SDV）向けプラットフォームの開発に向けた共同研究契約も結ばれ、具体的な協業が進められています。
自動車業界は急速に変化しており、必要な技術革新のスピードも増しています。
このような状況の中で、両社はグローバル競争力を保ち、魅力的な商品やサービスを提供し続けるために、経営統合の検討を進めることになりました。
経営統合が実現すれば、両社の知見や技術を融合し、シナジーを生み出すことが期待されます。
また、日産とホンダの四輪事業、ホンダの二輪・パワープロダクツ事業の融合により、日本の産業基盤の発展にも寄与する見込みです。
三菱は2025年1月末までに経営統合の可能性について検討結果を出す予定で、最終契約書は2025年6月に締結され、2026年8月には共同持株会社が新規上場する計画です。
それぞれのブランドは共同持株会社の完全子会社として存続し、共存する方針も示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2a3bc4bae718042ffea3f491f1276f9afe7fd88a
日産、ホンダ、三菱の経営統合計画に関するコメントでは、3社が持つ技術の共有が期待され、さらに各社の売上回復が進む中で、ホンダが主導する形が妥当だとの意見がありました。
これにより、国内市場ではトヨタとの競争に集中できる可能性が指摘され、良い車が生まれることへの期待が寄せられていました。
一方で、日産が大赤字を抱えている現状や、三菱とホンダの革新性の欠如について懸念する声もありました。
特に、電動化や知能化を進めるためにはIT企業との連携が不可欠であるとの意見があり、政府の支援や規制緩和が必要だという指摘もありました。
また、経営統合の結果としてホンダが存続会社になる可能性や、社名がどうなるのかという興味深い質問も挙がっていました。
さらに、独自性の強いホンダが日産や三菱をうまくまとめられるかという疑問も示されており、全体としては期待と懸念が入り混じった内容となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
実質、3社の持つ技術が共有できる。
落ち目の３社集まっても正直厳しいと思う。
三社の経営統合で生き残る道は、製造と研究開発部門だけをホンダが吸収して存続会社はホンダのみ。
ホンダ、日産、三菱の3社が統合して1社になったら世界有数の巨大自動車会社になるが社名はどうなるだろう？
独自色の強いホンダの言う事にプライドが高そうな日産･三菱が従えるのだろうか…