ホンダと日産が経営統合に向けた協議を発表。カルロス・ゴーン被告はオンライン会見で「見通しは暗い」と批判し、両社の補完性がないと指摘。経営統合の行方に注目が集まる。
この発表の2時間前、日産の元会長カルロス・ゴーン被告がオンライン会見を行い、経営統合について「見通しは暗い」と厳しい批判を展開した。
会見にはホンダの社長、日産の社長、そして三菱自動車の社長も参加し、ホンダがグループの主導権を握る見通しが示された。
ゴーン被告は、日産の再建に成功した実績を持つが、2018年に金融商品取引法違反で逮捕され、その後レバノンに逃亡した。
彼は経営統合に関して、ホンダと日産の間には補完関係がないと指摘し、両者が同じ分野で強みと弱みを持つため、統合の成功は難しいと述べた。
また、彼は自身の過去の成功体験を振り返り、日産が成長していた時代のことを回想した。
自動車評論家の国沢光宏氏は、ゴーン被告がこの発言をする背景には、日産を立て直したいという強い思いがあるのではないかと分析している。
経営統合の行方は、業界内外で注目されており、今後の展開が期待される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f6f6a30a7ac323264ae794f31f4d0a92e52d3070
コメントは、ホンダ・日産の経営統合に関するゴーン被告の見解に対して、さまざまな意見が寄せられました。
多くの人々は、統合によって両社のラインアップが整理されることを懸念しており、特に兄弟車の統合が合理的だと考えられていました。
また、日産とホンダの企業文化の違いや、日産の過去の経営方針が統合に影響を与えるのではないかという意見もありました。
さらに、ゴーン被告の経営手法に対する批判も多く、コストカットだけでは企業の未来が明るくならないとの声が上がりました。
ホンダの強みと日産の強みを活かした新しい道を切り開くことが期待される一方で、統合に対する懸念も根強く、特に日産の幹部の刷新が必要だとの意見もありました。
全体として、経営統合がもたらす未来に対する期待と不安が入り混じった内容が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
実際統合したらラインアップは相当整理される気がする。
日産もホンダも優秀なミニバンを持っていたのに開発しなかった。
社内の権力闘争にパワーを使う日産と、ユーザーに喜んでもらおうと頑張るホンダ。
日産とホンダが力を合わせて新しい道を切り開くことを期待しています。
この統合は正直言ってホンダのメリットが薄いと感じてしまう。