ローソンとKDDIがドローンを用いた地域防災の実証実験を成功させ、行方不明者捜索や事故対応の効率化を目指しています。
要約するとローソンとKDDI、石川県警が共同で実施したドローンを活用した実証実験が成功を収め、「地域防災コンビニ」を目指す取り組みが進行中です。
この実証実験は、石川県七尾市で行われ、行方不明者の捜索や交通事故の初動対応をドローンで行うことを目的としています。
具体的には、ローソン店舗に設置されたドローンポートから、約1km離れた小丸山城址公園で行方不明者を捜索し、サーマルカメラを用いて対象者を発見し、警察官を現場に急行させることに成功しました。
また、約5km離れた能登島大橋駐車場での交通事故の想定では、ドローンが迅速に現場に到着し、映像を元に3Dモデルを作成して事故状況を立体的に把握することができました。
このように、ドローンは従来の警察活動を大幅に効率化する可能性を秘めています。
使用されたドローンはSkydio製の「Skydio X10」で、将来的にはスピーカーやマイク、緊急用パラシュートなどの機能が追加される予定です。
KDDIと石川県は、災害時だけでなく日常的な警察活動にもドローンを利用する「フェイズフリー」というコンセプトのもと、今後も実証を続けていく考えです。
日本国内でもドローンの活用が進む中、KDDIは新しい技術の社会実装を進め、ローソンは地域貢献を目指しています。
将来的には全国展開を視野に入れ、自治体のニーズに応じた応用を検討していく意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f3d8da8d47ccb36ef42146d818b974664563dba