元学徒兵の塚本此清さんが語る、戦争中の暴力と精神主義の実態。父からの厳しい教育や、戦争の恐怖を超えた思いが明らかに。
彼の父は陸軍大佐であり、軍国主義の影響下で育った塚本さんは、「戦争で死ぬのは怖くなかった。
それよりも、早く上官を殴り返したかった」という複雑な感情を抱いていた。
彼が語る当時の軍隊では、精神主義が蔓延し、「負けると思わなければ負けない」という狂気の思想が支配していた。
塚本さん自身、父からの厳しい教育を受け、身体的および精神的なトラウマを抱えることになった。
彼は幼少期に父に殴られたり、厳しいしつけを受けたりした経験が今でも影響を与えており、中年男性に対して圧迫感を覚えるという。
戦争が始まったとき、彼は「こんな戦争するのか」と疑問を持ちながらも、中央大学の予科に進学し、戦況が悪化する中で勤労動員の対象となった。
鋳造所での重労働を強いられ、潜水艦の部品を作る日々を送った。
工場内の過酷な環境で、多くの仲間が倒れていく中、塚本さんは耐え続けた。
彼の証言は、戦争の精神主義と暴力がいかに人々の心に影響を与えたかを物語っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7c7ce7f99703fdf1e5be1440a6be0d2e05421ee9
コメントの内容は、戦争を生き抜いた元学徒兵の苦悩やその本音について、多くの人々が当時の状況を振り返りながら語っていました。
特に、上官による暴力や命令の不条理さが強調され、戦場では敵よりも味方の上官からの脅威が大きかったことが語られていました。
具体的には、上官が部下を虐待する一方で、実際の戦闘では自ら前に出ることを避けていたというエピソードが多くのコメントに見られました。
また、戦争の悲惨さや無意味さを感じた人々が、戦後の日本社会においてもその影響が続いていることを指摘し、精神論や根性論がもたらした結果についても考察されていました。
これらのコメントは、戦争がもたらした苦しみやその後の日本社会への影響を深く考えるきっかけを提供しており、過去の出来事を忘れずに語り継ぐ重要性を訴えていました。
ネットコメントを一部抜粋
つい先日に亡くなられた読売新聞の渡辺恒雄さんも同様の事を言っておられたのを思い出します。
彼らは敵に撃たれる以上に後ろから味方という名前の自分が虐めた連中に撃ち殺される事を怖がっていたと。
今は他界した父親も言ってました「鉄砲の弾は前からばかり飛んでこない…」
国体護持の為に一億総玉砕するなどと、威勢のいい声ばかり上がる時代だった。
私の祖父は海軍士官だったけれど、兵隊は死んでも良いので棒で、士官は死なれると損失が大きいので革製のスリッパで顔を殴られるっていってた。