日産が東京オートサロン2025で、学生が製作した「NEO SKYLINE」を披露。現代のケンメリをコンセプトにしたカスタムカーで、独自のデザインとカラーが特徴。
その中の一台である「NEO SKYLINE」は、日産の2ドアクーペ「スカイラインクーペ」（V35型）をベースにしており、「現代のケンメリ」というコンセプトでカスタムされています。
ケンメリとは、1972年に発売された4代目スカイライン（C110型）の愛称であり、特に高性能モデルの「スカイラインGT-R」は今でも根強い人気を誇ります。
NEO SKYLINEの製作は、日産京都自動車大学校の自動車整備・カスタマイズ科の4年生によって行われ、6か月間の製作期間を経て完成しました。
このカスタムカーは、1970年代のケンメリスカイラインをオマージュし、「新たにケンメリの魂を宿したクルマを造りたい」という学生たちの思いが込められています。
車名の「NEO」は、懐かしさ（Nostalgia）、夢中（Enthrall）、独創性（Originality）という3つのキーワードの頭文字を組み合わせたもので、異なる世代の人々に向けたメッセージを表現しています。
また、ボディカラーには学生が考案したオリジナルカラー「トモアキブルー」が採用されており、ケンメリの「ブライトブルーメタリック」をベースにパールを加えた新しいデザインが特徴です。
製作過程は京都校の公式Xで公開されており、往年のスカイラインファンからも期待が寄せられています。
さらに、同時に展示される他のカスタムカーとして「Z Lealia」や「ブルーバード・極」も紹介される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a29625b20ac4b0d0cccec2050368af4fdf982ae5
日産が新たに発表したケンメリ「NEO SKYLINE」に対するコメントは、さまざまな意見が寄せられていました。
多くのコメントが、往年のスカイラインファンの期待と失望を反映しており、特にデザインに対する厳しい評価が目立ちました。
コメントの中には、懐古的な要素が強く、新しさが感じられないとの意見が多く、単に昔のデザインを模倣しているだけではないかとの指摘もありました。
また、学生の作品であることを考慮しつつも、もっと斬新なアイデアを期待したいという声が多く聞かれました。
特に「トモアキブルー」というボディカラーについては、色がくすんでいるとの批評があり、斬新さが欠けていると感じる人が多かったようです。
全体として、NEO SKYLINEは過去の名車に敬意を表しつつも、現代の若者の感性を反映したデザインにするべきだったとの意見が強く、今後の改良や次回作に期待する声が上がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
古きを温め新しきを知る、往年のヒストリックカー好きとしては評価したいと思います。
懐古に媚びたところで、クルマだけしか見ていないよね。
批判も多いですが、学生が模索して色々やっている事にあまりケチ付けなくてよいと思います。
折角の力作ではありますがネーミングは再考の余地あり。
日産が売れない原因はここか。