広汽ホンダ、新エネ車工場稼働で環境負荷低減を目指す

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広汽ホンダが広州市に新エネ車工場を稼働。AI溶接検査や自動化を導入し、環境負荷を低減。2050年のカーボンニュートラルを目指す。

要約すると広汽ホンダは、広東省広州市に新設した新エネルギー車工場の稼働を発表しました。

この工場は、中国の自動車大手である広州汽車集団(GAC Motor)との合弁会社として設立され、最新の生産設備を導入しています。

工場の目指す生産体制は、高効率・スマート・低炭素であり、特にプレス・溶接工程においては、部品搬送の自動化が進められ、物流要員をゼロにすることを実現しています。

また、AIを活用した溶接強度検査も導入されており、品質管理の精度向上が期待されています。

組み立て工程では、全体の約30%が自動化され、高効率な生産ラインが構築されています。

環境への配慮も重要視されており、工場内には22メガワットの太陽光発電システムが設置されており、再生可能エネルギーを活用することで二酸化炭素(CO2)の年間排出量を約1.3万トン削減できる見込みです。

さらに、新開発の低VOC(揮発性有機化合物)塗料や、有害物質を100%処理できる設備を導入し、環境負荷の低減に寄与しています。

VOC排出量は広東省の基準限度に対して70%以上削減を目指しており、ホンダは2050年にカーボンニュートラルを実現するというグローバルな目標を掲げています。

さらに、35年までに中国市場でのEVの販売比率を100%にするために、2022年から販売を開始した「e:N(イーエヌ)」シリーズに続き、2025年春には次世代EV「燁(yè:イエ)」シリーズの発売を予定しており、27年までに10機種のEVを投入する計画です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/58b121a5d1141e70d31cc7d80dfd0b792f81932e

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