トランプ前大統領の元首席補佐官が彼を「ファシスト」と批判し、民主党のハリス副大統領もトランプ氏が再選すれば「無制限の権力」を求めると警告。トランプ陣営は反論し、選挙への影響が注目される。
要約すると2024年の米大統領選に向けて、トランプ前大統領の元首席補佐官ジョン・ケリー海兵隊大将が、トランプ氏を「ファシスト」と表現したことが大きな波紋を呼んでいる。
ケリー氏はニューヨーク・タイムズに寄稿し、トランプ氏の政治的行動や発言がファシズムの定義に合致すると指摘。
特に、トランプ氏がナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーを称賛したり、戦死した米兵を「負け犬」と表現したことに触れ、トランプ氏が独裁的な統治を志向していると警告した。
これに対し、民主党のカマラ・ハリス副大統領は、トランプ氏が再び大統領になることで「無制限の権力」を求めると批判。
トランプ陣営はこれに反論し、ケリー氏の発言を否定した。
ケリー氏は自身の発言がトランプ氏の再選を支持しない理由であるとし、トランプ氏が合衆国憲法や法の支配に対する理解を欠いていると強調。
また、トランプ氏が「国内の敵」と呼ぶ相手に対して米軍を使用する可能性を示唆したことに対し、ケリー氏は危険性を訴えた。
ハリス氏は、トランプ氏が自分に忠実な軍隊を望んでいるとし、彼の言動が不穏であると警告。
トランプ氏は反論し、ハリス氏を揶揄した。
ケリー氏の発言はトランプ候補への批判として注目されるが、選挙結果にどのように影響を与えるかは不透明である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/49f0a967b4bd6b6d011434b86f5b26b3c45b9514