スミッシング詐欺が急増中。宅配や銀行を装ったSMSが多発し、巧妙な手口が報告されています。対策としては、不審なURLをクリックしないこと、公式サイトの確認、迷惑SMS対策サービスの利用が推奨されています。
この手法は「SMS」と「フィッシング」を組み合わせた造語であり、特にスマートフォンの普及とインターネット利用の増加に伴い、被害が拡大しています。
トビラシステムズが発表した「スミッシングトレンドレポート2024」によると、2024年のスミッシングの手口として最も多いのは宅配業者を装ったもので、全体の75.9%を占めています。
この手口では、「荷物」「不在」「配達」などのキーワードが頻繁に使用され、ユーザーを騙そうとしています。
次いで、金融・決済サービスを名乗る手口が10.8%、通信事業者をかたる手口が8.6%となっています。
特に「三菱UFJ銀行」や「SoftBank」といった有名ブランドが悪用されるケースが目立ち、特に金融機関のブランド名が上位にランクインしています。
また、東京電力をかたるSMSも増加し、送電停止を脅し文句に使用する手口が確認されています。
これらの詐欺手法は、生成AIを利用して多様な文面を作成することで巧妙化していると考えられています。
トビラシステムズは、スミッシングを防ぐための3つの対策を提案しています。
第一に、身に覚えのないメールやSMSのURLをクリックしないこと。
第二に、公式アプリやブックマークしたサイトから情報を確認すること。
第三に、迷惑SMS対策サービスを利用して不審なSMSを自動で遮断することが重要です。
これらの対策を講じることで、スミッシング詐欺から身を守ることができるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e3b3552e2b0b114b20a4329cfa5e8e100ff1417e
コメントでは、スミッシング詐欺や迷惑メールの急増に対する不安が多く表現されていました。
多くの人々が、日常的に迷惑メールに悩まされており、特に金融機関や運送会社を名乗る詐欺メールが増えていることに危機感を抱いていました。
具体的な事例として、docomoポイントの当選を装ったメールや、取引のない銀行からのSMSが挙げられ、これらが詐欺であることを確認するために問い合わせを行った経験が共有されていました。
さらに、迷惑メールの発信者が頻繁にメールアドレスを変更するため、対策が難しいという声もありました。
コメントの中には、迷惑メールの内容が「得をする」ように見せかける手法が増えていると感じている人もおり、これが詐欺に引っかかる原因になっているのではないかと指摘していました。
また、迷惑メールを削除する手間が煩わしいと感じる人も多く、セキュリティ対策の必要性が高まっていることが強調されていました。
全体として、スミッシング詐欺に対する警戒心や、より安全な仕組みへの移行を求める意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
迷惑メールは本当に迷惑です。
今回迷ったのはOCNメールで来た、docomoポイントが一万ポイント当選しました。
迷惑メールや詐欺にうんざりしている人が大勢いる今こそが、新しい安全な仕組みに乗り換えてもらえるチャンスなのかもしれないですね。
取引があるところからのSMSがもし本物だとしても、重要な内容であれば自宅に郵便物が届くだろうと思い無視しています。
最近は、危機感や不安感を煽るのではなく、ポイントを進呈などと得するという事を言って来る物が増えているように思います。