山梨県のローソン河口湖駅前店がオーバーツーリズムの象徴となり、観光客の増加による問題が浮き彫りに。柵設置でトラブルは減少し、地域との共生を模索する動きが進んでいる。
このコンビニは、富士山を背景にしたユニークな写真が撮れるスポットとして、国内外からの観光客が殺到し、特にSNSでの人気が高まった。
観光客の急増により、交通渋滞や危険な道路横断、ゴミのポイ捨てなどの問題が発生し、地域住民からの苦情も相次いでいた。
これを受けて、今年5月には車道を挟んだ反対側に黒い幕が設置され、撮影を妨げる形となったが、その後幕は外され、現在は車道の両側に柵が設置されることでトラブルは減少している。
取材日の観光客は、撮影の順番を守り、ポイ捨ても見られず、柵の効果が現れている様子が伺えた。
渡辺英之町長は、現状のまま観光を楽しんでほしいとし、幕の再設置は考えていないと述べている。
オーバーツーリズム問題に詳しいインフルエンサーの詩歩さんは、幕の設置が観光客に迷惑行為を認識させる良い手段だったと評価。
自治体が推奨する観光地と実際に観光客が訪れる場所のギャップが問題を引き起こす要因であり、SNSの情報を活用した対策が必要だと提言している。
観光と地域住民の関係を良好に保つためには、思いやりのある行動が求められると強調されている。
この問題は、SNS時代における観光地の在り方を再考する重要な事例となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/00098b31773c5290d43c58b127611e6afd38ed89
オーバーツーリズム問題に関するコメントは、観光地における混雑やマナーの問題について多くの意見が寄せられました。
特に、観光客が集まる理由や行動が自治体の想定と異なることが指摘され、観光客のニーズをしっかりと把握することが求められました。
また、企業や自治体が対策を講じることの重要性が強調され、具体的な提案もありました。
例えば、看板の色を変更することや、SNSの「いいね」を非表示にすることで観光客の行動を変えることができるのではないかという意見もありました。
さらに、観光業界に関わる人々が準備費用を負担するべきだとの意見もあり、観光地の混雑が周囲に与える影響を考慮する必要があるとの認識が広がっていました。
根本的な解決策を見出すためには、民間や自治体が協力し合うことが不可欠であるとの意見が多く、持続可能な観光地の在り方を模索する姿勢が求められました。
ネットコメントを一部抜粋
この店だけ、看板の色を茶色とか。
外国人の全てが日本の常識やマナーを気にしない訳じゃない。
自治体が推したいスポットと、実際に観光客が足を運ぶ場所が異なることが原因。
SNSサイトの「いいね」を表示できないようにすれば良い。
恐らくまた何れイタチごっこの状態になるかと思われる。