日産の新型EVセダン「N7」は、中国市場での販売回復を目指す重要なモデル。OEMモデルのeπ007をベースにし、高性能ADASや高級シートを搭載。2025年初頭に発売予定で、競争力のある価格設定が期待される。
N7は、日産の合弁先であるDongfengのOEMモデルであるeπ007のリバッジ版であると予想されており、両者のサイズやデザインが非常に似通っています。
全長4930mm、全幅1895mm、全高1487mm、ホイールベース2915mmというサイズを持つN7は、特に中国市場のトレンドを反映した高級シートや高性能ADASを搭載しており、2025年初頭の発売が見込まれています。
日産は中国市場での販売が全体の25%を占めており、最近の販売台数が前年同期比で16.7%減少しているため、N7の投入は急務です。
2024年Q3の販売台数は13.6万台と低迷しており、EVモデルのアリアはわずか19台の販売にとどまるなど、深刻な問題を抱えています。
N7の導入により、中国市場での販売をテコ入れできるかが注目されます。
さらに、eπ007はレンジエクステンダーEVとしても人気を集めており、航続距離やコスト面でも競争力が高いことが期待されています。
N7も同様にコストパフォーマンスが高いとされており、日産にとって重要なモデルとなるでしょう。
N7の成功は、日産の中国市場における立ち直りの鍵となる可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/37e6e9ced2ff9fdfefd2cb099e81c05516198547
コメントでは、中国市場における日産N7の期待とその特徴について、多くの意見が寄せられました。
特に、中国市場が同じような車ばかりで競争が激化しているという点が強調され、単なるカタログスペックや価格、装備の豪華さで競う消耗戦に突入しているとの指摘がありました。
自動車が家電に近い存在になっているという意見もあり、オールドメーカーと新興メーカーの両方が真新しさをアピールするのが難しい状況にあることが述べられました。
また、日産というブランドが中国国内では「田舎の高齢者が買うガソリン車ブランド」というイメージを持たれていることが指摘されており、日本人にはその感覚が理解しづらいとの意見もありました。
さらに、多くの日本人が中国のBYDなどの車を選ぶように、中国人も日本車を選ばなくなっているという意見があり、日産が中国市場で苦戦するのは当然だという意見も見られました。
日産の国内軽視や、ワクワクする車がない現状についても不満が表明されており、国内市場への注力が求められていました。
全体として、日産のブランドイメージや市場戦略に対する懸念が多く寄せられ、今後の展開に期待が寄せられている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
同じ様な形の車ばかりで、単なるカタログスペック、価格、装備の豪華さで競うだけの消耗戦に突入した中国市場。
車が売れている国の企業とタイアップすることは有効な方法だと思う。
多くの日本人がBYDより日本車を選ぶように、中国人だって日本車よりBYDなどの中国車を選ぶのは当然のことだと思います。
全く家電と同じになってきましたね。
日産の国内軽視も何とかしてほしい。