ホンダが『ZR-V』と『シビック』の燃料ポンプにリコールを発表。62,844台が対象で、燃料漏れの恐れがあるため、所有者に通知し部品交換を実施。
要約すると本田技研工業は2023年10月10日、ホンダの人気車種『ZR-V』と『シビック』について、燃料ポンプに関するリコールを発表しました。
このリコールは、2022年6月から2024年9月までに製造された合計62,844台が対象となっており、国土交通省に正式に届け出が行われました。
リコールの原因は、高圧燃料ポンプの製造工程における不備で、金属粉が混入している可能性があることです。
この影響で、ポンプの加工部に亀裂が生じることがあり、使用を続けることで振動によって亀裂が進展し、最終的には燃料漏れが発生する恐れがあります。
ホンダは、対象車両の所有者に対してダイレクトメールなどで通知し、燃料ポンプ周辺の確認を行うよう指示しています。
もし周囲のHC濃度が高い場合には、燃料ポンプを対策品に交換する手続きを行うとのことです。
現在のところ、この問題に関連する不具合は4件報告されていますが、事故の発生は確認されていません。
ホンダは、顧客の安全を最優先に考え、迅速な対応を進めているとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36855717cdc362e72e8be11406589cb5591517cc