日本航空は、2025年1月1日に羽田-ロンドン線のボーイング777-300ER型機による最後の便を運航し、2日からはエアバスA350-1000型機に移行します。新機材は快適性を向上させた設計が特徴です。
この便は、午前10時1分に羽田を出発し、14時間25分のフライトでロンドンに現地時間の午後2時56分に到着する予定です。
1月2日からは、羽田-ロンドン線のJL43/44便がエアバスA350-1000型機で運航されることになります。
JALの777-300ERは2004年に就航し、長距離国際線の運航に使用されてきましたが、昨年2024年8月に初の退役機が出たことで、現在は12機が運航中です。
現行の客室仕様「W84」では、244席が用意されており、ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス147席が配置されています。
元日のJL43便は、乗客195人と乗員16人を乗せて出発しました。
今後、777-300ERはシカゴ、ロサンゼルス、パリ、シドニー、シンガポール、バンコク、上海、香港などの路線に投入される予定です。
JALは777-300ERの後継機としてA350-1000を13機発注しており、2024年1月24日からニューヨーク線での運航を開始します。
A350-1000は239席を配置し、特にビジネスクラスではフルフラットベッドを採用するなど、快適性を追求した設計になっています。
今年度は8機の受領を予定しており、2025年度には11機体制に拡大し、パリや米西海岸への路線展開を検討しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ef6710e7abf53a076a0a733592b254d69bff87c
JALの777運航終了に関するコメントは、感慨深いものが多く、利用者たちの思い出や期待が表現されていました。
多くの人々が777を長年利用しており、そのデザインや快適性に愛着を持っていました。
特に、2002年から18年間西海岸で駐在した方は、777-300ERが思い出の飛行機であり、搭乗時の特別な体験や他の機体との比較を振り返っていました。
また、退役前に乗りたいと考え、実際に日帰り旅行を計画した方もいました。
このように、777には多くの利用者の心に残るエピソードがありました。
一方で、A350の導入に対しては期待の声も多く、特にビジネス利用者にとっては、Cクラスの座席数が増えることが朗報であると感じられていました。
新型機の機内気圧が改善されている点も評価され、長時間のフライトでも快適に過ごせることが期待されていました。
エコノミーの座席幅についても、新機材の方が余裕があり、快適さが向上するとの意見がありました。
また、JALのホスピタリティに関する評価も高く、他社と比較してもそのサービスの良さが際立っているとのコメントが見受けられました。
特に、BAやANAと比較して、JALのサービスが優れていると感じる方が多かったです。
退役に対する寂しさを感じつつも、新時代への期待感が強く表れており、JALが今後も良いサービスを提供し続けることを望む声が多くありました。
ネットコメントを一部抜粋
2002年から18年間西海岸に駐在した私にとっては、JALの777-300ERは思い出の飛行機。
早速、来週-1000で行ってきます。
窓側の席数が増えたのが有難いです。
A351は773より機体が一回り小さいけれど、Cクラスの座席数は増えている。
さすがにエコノミーだと夜行はきついが、昼行便で6-7時間乗っても全然楽だった。
退役は寂しいので、国内線でしばらくは飛んでほしいです。