福島県いわき市の平豊間地区で若い世代の移住者が増加。手頃な住宅価格や子育て支援が人気で、人口も回復傾向に。
震災前の2011年には663世帯、2212人が居住していたが、震災後、津波によって430戸が全壊し、85人が犠牲になったため、人口は一時的に減少した。
特に、2018年には1084人まで落ち込んだが、地域の復興が進む中、最近では住宅価格が手頃であることや、地域ぐるみの子育て支援策が好評を得ていることが移住者増加の要因となっている。
市と県は防潮堤のかさ上げや防災緑地の整備、住宅地の高台移転などの多重防護の町づくりを進め、2023年10月には震災前の世帯数を上回るまでに回復した。
さらに、24年度には人口が1700人を超える見込みで、豊間小学校の児童数も震災前の水準を上回ると予測されている。
かつてサーフィンの聖地と呼ばれた豊間海岸が再び活気を取り戻し、地域の魅力が高まっていることが、移住者の増加につながっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f4b0879bebc976c5d75130b1461acf521b48addf
福島・いわき市への移住者が増加した背景には、交通の利便性や自然環境の良さが挙げられました。
クルマがあれば小名浜や平にアクセスでき、高速バスや特急ひたちで東京にも簡単に行けることが魅力とされていました。
しかし、逆にクルマを使えないと不便さを感じる地域でもあるとの意見もありました。
特に高齢になると、交通手段が限られることへの不安が表明されていました。
また、いわき市の浜沿いは何もない住宅地域とされ、駅やバス、買い物、病院の不便さが指摘されていました。
家や土地が安くても、通勤や通学にかかるガソリン代やバス代が家計を圧迫する可能性があるとの声もありました。
移住者が震災の影響をテレビでしか知らないため、現実の厳しさを実感していないとの意見もあり、地域の復興や教訓に対する認識が求められていました。
若いお母さんと子供連れの移住者が増えている様子が見受けられる一方、住む場所としては高台やスーパーの近くが好まれる傾向がありました。
地域の特性を理解し、将来の生活を見据えた移住が重要であるとの考えが示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
クルマさえあれば小名浜にも平にも出れて､高速バスや特急ひたちで東京にも容易に行けるからね。
若いうちはいいよ。
車乗れない歳になった時のこと考えたら恐怖だよ。
いわきの浜沿いで一番何も無い住宅地域…。
いや、何もできない地域…。
移住者は震災の姿をテレビでしか見ていないから現実の事と感じていない。
確かに最近、若いお母さんと子供連れが増えているような気がする。