国税庁が2025年からe-Taxを強化。スマホで申告書作成・送信が可能に、マイナンバーカード不要で便利に。
要約すると国税庁は、2025年からe-Taxの機能を強化し、スマートフォンを用いた確定申告において、マイナンバーカードを読み取らずに申告書を作成し、e-Taxで送信できるようにすることを発表しました。
この新機能は、スマホ用の電子証明書を搭載したAndroidスマートフォンに対応し、200以上の機種が既に利用可能です。
スマホ用電子証明書は、マイナンバーカードの電子証明書機能をスマホに移行するもので、マイナポータルへのログインや銀行・証券口座の開設、コンビニでの証明書交付など、さまざまな民間サービスにも利用できます。
さらに、利用者証明用電子証明書のパスワードの代わりに、生体認証を利用することも可能です。
ただし、2025年の確定申告時点では、Androidスマホのみが対応しており、iPhoneについてはデジタル庁が2025年春に対応予定です。
また、マイページに「贈与税関係」の情報が追加され、過去に提出された贈与税申告書を参照できるようになります。
加えて、4月にはゆうちょ銀行の口座振替依頼書もオンラインで提出できるようになる予定です。
さらに、個人や法人向けの機能として、納税者が税理士との「委任関係の登録」を行った際に、マイページでその情報を確認できる機能も追加されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a76a948ade78206eea2dae3d5f4dfe1a481f38c0