サウジアラビアに世界初の「ドラゴンボール」テーマパークが2024年にオープン。経済改革を進める皇太子の親日家ぶりが背景に。
このプロジェクトは、人気漫画・アニメ「ドラゴンボール」のオフィシャルサイトによって報じられ、テーマパークの面積は50万平方メートルを超え、7つのエリアが設けられる予定です。
エリア内には「カメハウス」や「カプセルコーポレーション」、「ビルスの星」など、作品に登場する建物が再現されるとのことです。
サウジアラビアでこのテーマパークが建設される背景には、皇太子兼首相のムハンマド・ビン・サルマン氏による経済改革があります。
彼は、石油依存からの脱却を目指し、産業の多角化を推進しています。
また、観光立国を目指す中で、エンターテイメント規制の緩和も進めており、映画館の解禁などがその一環です。
さらに、近年サウジアラビアでは日本の漫画やアニメが大人気で、ムハンマド皇太子自身も日本のアニメファンとして知られています。
これらの要因が重なり、サウジアラビアにおける「ドラゴンボール」テーマパークの誕生が実現する運びとなりました。
テーマパーク業界は、コロナ禍を経て復活し、今後の成長が期待される中で、サウジアラビアという新たな市場への進出が注目されます。
特に、アニメや漫画という日本の文化が、サウジアラビアの経済改革と結びつくことで、両国間の文化交流も一層進むことでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3090128373d728880c748a15cf40b588063f310b
サウジアラビアにドラゴンボールをテーマにしたパークが誕生することに対し、ネットのコメントは多様な意見を寄せていました。
特に、テーマパーク自体は広大な都市計画の一部であり、モータースポーツやゴルフコースなど、多くのエンターテインメント施設が含まれていることが注目されました。
また、日本では敷地や資金の不足から、魅力的なテーマパークの実現が難しいことや、過去のテーマパークの閉園例も挙げられ、日本のアニメ文化を守るための支援が求められていました。
さらに、ドラゴンボールの人気がある一方で、若い世代には知名度が低下しているとの懸念もあり、リピーターが少ない可能性が指摘されていました。
日本政府の文化支援の不足や、他国に比べた発信力の弱さも問題視され、日本のアニメやサブカルチャーを国としてもっと育成していく必要があるとの意見もありました。
コメントには、日本におけるドラゴンボールテーマパークの必要性や、アニメ文化の重要性を感じさせるものが多く、サウジアラビアでの成功を期待する声もありました。
ネットコメントを一部抜粋
パーク単体というより、超広大な都市計画の中の一つという位置付けみたいだね。
ドラゴンボールのテーマパークが日本では造れないのは、敷地と資金がなく、魅力的なテーマパークが造れないこともある。
驚いたり、よろこんだりしてる場合じゃない。
日本のアニメやマンガ文化は宝なんだから、国として本腰を入れて後進の育成や支援をやらないと。
日本も文化先進国なら欧米の文化を取り入れるばかりでなく、日本からも発信していかないとね。
万博とか無駄な事しないで、これを作るべきだった。