衆院選を前に、年金生活の厳しさと物価高騰に苦しむ受給者たちの声が浮き彫りになっています。松吉さん夫婦は、月11万円の年金で生活を支え合いながら、学生たちに食事を提供していますが、厳しい現実に直面しています。
京都市伏見区の食堂「てっぱん」を営む松吉晃美さん(68歳)は、夫婦での生活が年金だけでは厳しいと訴えています。
彼女の年金は夫婦で月11万円ほどで、物価の高騰と医療費の負担が生活を圧迫しています。
特に、米の価格が急上昇し、以前は3600円だった10キロが5200円にまで上がってしまったことが、彼女の生活に大きな影響を及ぼしています。
松吉さんは、透析治療を受ける夫の昭男さんとともに、食堂を開いて学生たちに食事を提供しながら生活を支えていますが、売上は食材や光熱費でほとんど消えてしまう状況です。
年金支給日には、銀行前に長蛇の列ができ、多くの受給者が将来に対する不安を口にしています。
86歳の女性は、年金だけでは生活ができず、欲しいものも買えないと話し、87歳の男性も家賃負担で苦しいと訴えています。
少子高齢化が進む中、現役世代が減り、年金制度の将来に対する展望が見えない日本社会の現状が、受給者の声からも明らかになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/73c3b3c625f15d0e293dd3a43590d28c11fece52
年金生活に関するコメントは、受給者が直面する厳しい現実を浮き彫りにしていました。
多くのコメントでは、年金だけでは生活が成り立たない状況が語られ、特に物価の高騰が生活を圧迫していることが強調されていました。
年金制度自体に対する疑問や不満も多く、特に現政権の政策に対する批判が目立ちました。
例えば、現金給付の公約が選挙時のパフォーマンスに過ぎないと指摘する声や、年金の積立額が生活費に対して不十分であるとの意見がありました。
さらに、政治家に期待すること自体が無駄であるという意見も多く、自己責任で生活を守るべきだという考えが強く表れていました。
年金生活者の中には、生活保護の選択肢や、働き続けることの必要性を訴える声もあり、将来に対する不安が広がっていることが伺えました。
全体として、年金生活の現実は厳しく、政治や社会制度への信頼が揺らいでいることが明らかでした。
ネットコメントを一部抜粋
高齢者のために年金・保険の充実を!とか堂々と言ってる自民や立憲が幅を利かせてるうちは現役世代に希望はない。
年金だけで生活するのは不可能です。
最初から年金はそういう設計をしてません。
自分の生活を現状の政治家に委ねるほど私は馬鹿じゃない。
年金2人で11万円はしんどいよな。
生活が苦しくなるってわかってるのに働くしか脳のないバカ若者。