税理士ミュージシャン八ツ尾順一氏が「裏金」問題を歌で訴える。衆院選を前に、税の重要性を広める活動を展開。
要約すると衆院選を控え、「政治とカネ」の問題や税負担のあり方が大きな関心を集めている中、税理士でありミュージシャンの八ツ尾順一氏が自作の曲を通じて税の観点から政治を語るイベントが行われた。
特に注目されたのは、彼が演奏した新曲「修正申告のすゝめ~センセイに捧ぐ」であり、歌詞には裏金の問題や納税義務についての疑問が込められている。
自民党の派閥による裏金問題が報じられる中、政治資金法が改正されても、税法においては未解決の問題が残っていると八ツ尾氏は指摘する。
具体的には、政治家が受け取った裏金について、政治資金収支報告書に修正記載をすることで法的な違法性を回避し、税金も課されない現状を問題視している。
国税庁は、政治活動に使用されなかった資金は「雑所得」として課税されると通達しているが、実際には多くの政治家がその規定を逃れているのが実情だ。
八ツ尾氏は、財務省に代わって政治家に自ら修正申告を促す歌を作った背景には、立法に携わる国会議員が法の趣旨を尊重することを願う気持ちがある。
バンド「八ツ尾順一と税金一座」は、税の話を身近に感じてもらうために結成され、毎年新曲を発表しており、税に関する知識を広めることを目指している。
特に、歌詞には学生に重要な判例を学ばせる要素も含まれており、税金について考えるきっかけを提供することが狙いだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8ebe1b5a85aa96e41bfb3282026495532eb6c451