中国の軍粛清が続き、約20名の将軍が失脚。習近平政権の権力構造に影響を与え、張又侠副主席の地位も脅かされる中、軍内の派閥争いが激化している。
李玉超や張振中を含む高位将軍9名が罷免され、過去1年に約20名の将軍が失脚した。
この粛清は習近平の親衛勢力とされる魏鳳和元国防相の党籍剥奪にまで及び、軍内の権力構造に大きな影響を及ぼしている。
現在、張又侠副主席が中国軍のナンバー2とされるが、彼の地位も脅かされる可能性がある。
張又侠は、装備発展部の元部長である李尚福と関係が深く、彼の失脚が張又侠にも影響を与えるとの見方が広がっている。
また、軍内部では張又侠派と何衛東派の間で権力争いが続いており、最近、何衛東派の苗華が停職処分を受けたことが報じられた。
これにより、何衛東派の立場も危うくなっている。
さらに、解放軍報において、中国軍の指導体制に関する文が発表され、習近平の権力が弱まったのではないかという見解も浮上している。
しかし、習近平が張又侠の力を借りて何衛東派に打撃を与える戦略を展開している可能性も指摘されている。
中国軍の派閥闘争は、権力掌握と直結しており、今後の動向が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/73316baccd6e61f22dd505916f0fb013ea50cea2
コメントでは、中国軍の権力闘争や粛清の影響について多様な意見が寄せられました。
習近平政権下での軍内部の混乱が指摘され、特に軍の幹部の頻繁な交代が習近平の疑心暗鬼から来ているとの見方がありました。
粛清の理由として「規律違反」や「腐敗」が挙げられるものの、その実体は不明瞭であり、権力闘争の一環と捉えられることが多かったようです。
また、軍の士気低下が懸念され、戦争が起こった場合には中国軍が脆弱になる可能性も指摘されました。
さらに、習近平の独裁体制が軍部を弱体化させているとの意見もあり、これは歴史的な教訓に基づいています。
台湾侵攻については、内部の不満が高まる中で、中国が実際に行動に出ることは難しいとの意見が多く見られました。
全体として、内部問題に集中し、外部への軍事行動を控えるべきとの意見が強調されていました。