トヨタの小型ワゴン「ルーミー」が改良され、価格が約17万円上昇。標準装備に9インチディスプレイオーディオが加わり、操作性が向上。ファミリー向けの設計が魅力。
この車両はダイハツが開発したもので、トヨタがOEM供給を受けています。
発売から8年が経過し、今回の改良では主に法規制への対応と原材料費の高騰を受けた価格改定が行われました。
新モデルでは、後面追突時の乗員保護に関する新規要件が適用され、オプション設定されていたスペアタイヤが廃止されました。
これにより、燃料タンクへの干渉を避ける設計がなされています。
また、後退時の車両直後確認装置の義務化に伴い、これまでオプションだった9インチディスプレイオーディオとバックカメラが全車標準装備となりました。
これにより、約17万円の値上げが行われたものの、ディスプレイオーディオの標準化は操作性の向上につながると評価されています。
ルーミーは軽自動車よりわずかに大きいサイズで、電動スライドドアや大スライド可能なリアシートなど、ファミリー層に配慮した設計が特徴です。
エンジンは1リッターの自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類が用意され、税金面でも優位性があります。
内外装のデザインは変更されていないため、ユーザーにとっての大きな変化は装備内容と価格であり、特にディスプレイオーディオの標準化は、スマートフォンを活用する新たな使い方を促します。
全体として、ルーミーは子育てファミリーやコンパクトな車両を求めるユーザーに対して、魅力的な選択肢となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3bdbb82dc5f10a388a7de7726f816f6177f5ec91
トヨタの「ルーミー」改良モデルに対するネットのコメントは、主に価格や機能に関する意見が中心でした。
特に、改良モデルの価格が軽自動車並みであることが注目され、多くのユーザーがこの点に驚きを示していました。
前期モデルを所有していたユーザーは、改良後の価格が高く感じられつつも、シートやメーターパネルの改善を評価していました。
また、エンジンの振動が抑えられた点も好評でした。
一方で、ナビ機能については、スマートフォンとの連携が必須であることに不満を抱くコメントもあり、特にアナログ志向のユーザーには使いづらさが指摘されていました。
さらに、設計の古さを残念に思う意見もあり、新しいプラットフォームやハイブリッド技術の導入を求める声が上がっていました。
全体として、価格重視の購入層には魅力的である一方で、機能面や設計に対する不安が見受けられる結果となりました。
ネットコメントを一部抜粋
改良後はすごく高いなって感じる。
この値段だから売れるんだろうな。
軽自動車並みに安い！とは言え他のメーカーも見習ってほしい価格ではありますよね。
パッケージングは魅力的だが、流石に設計が古過ぎて残念に思う。
ルーミーの記事見るたび、ソリオに勝ってる要素どこ？って思う。