ザック・セイバーJr.がリコシェを破り、IWGP世界ヘビー級王座の4度目の防衛に成功。日本での活躍を強調し、さらなる目標を掲げる姿勢を見せました。
ザックは2011年にNOAHで初来日し、2017年から新日本プロレスに移籍。
コロナ禍にもかかわらず、日本に根を下ろし、IWGPタッグ王座やNEW JAPAN CUPの制覇、NJPW WORLD認定TV王座での長期政権を築くなど、数々の成果を上げてきました。
しかし、シングル王座であるIWGP世界ヘビー級王座にはなかなか手が届かず、昨年のG1 CLIMAXで初優勝を果たし、10月には内藤哲也を破ってついに王座を獲得しました。
ザックは今年の1月4日にも海野翔太を下し、3度目の防衛を果たしていました。
この日、ザックはリコシェとの二夜連続の防衛戦に臨みました。
リコシェはDRAGON GATEや新日本プロレスで活躍後、WWEに移籍し、IC王座やUS王座を獲得した実力者です。
昨年11月に新日本プロレスに戻り、IWGP世界ヘビー級王座に挑戦を表明しました。
試合はリコシェの奇襲から始まり、彼の多彩な攻撃が繰り出されましたが、ザックは冷静に対処し、様々な技で反撃。
最終的にザックはクラーキー・キャットでリコシェを捕らえ、ギブアップを奪いました。
この結果、ザックは東京ドームでのIWGP世界ヘビー級王座の連続防衛という史上初の偉業を達成しました。
試合後、ザックは日本語でリコシェに感謝の意を表し、新日本プロレスの未来に期待を寄せる言葉を述べました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d33d1a8ffab28fa023a61bb1427d234c303a4c60
ザック・セイバーJr.がIWGP王座V4を達成したことに対し、ファンから様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、現在の新日本プロレスにおける日本国内の人気回復の必要性が強調されていました。
特に、ドームでの観客数が約4万人と少なかったことに対して「寂しい」との声が上がり、海外戦略よりもまずは国内のファンを取り戻すことが重要だとする意見が目立ちました。
さらに、アントニオ猪木が提唱したストロングスタイルの復活を求める声もあり、現在の選手たちがショーマンシップに偏りすぎているとの指摘もありました。
特に海野翔太や成田蓮に対しては、そのスタイルの変化が懸念されていました。
また、ザックが次世代の橋渡し役になるという期待も示されており、彼の戦い方に対する賛否も分かれていました。
全体として、ファンは新日本プロレスの未来に対する期待と不安を抱えていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
この2日間、ドームでやる程じゃ無かったのかな?
海外戦略も大事だけどまずは日本国内の人気回復こそ最優先で取り組むべき課題だと思う。
ザック選手が世代交代の橋渡し役になるとは。
今の新日本は海外戦略なんて言ってる場合ではなく、次代の日本人スター育成が急務でしょう。
ザックは、日本選手よりも日本マット界を大切に感じている。
最高!