ベトナムでトヨタ「ハイラックス」を基にした自走ロケット弾発射機が展示され、機動性と信頼性が評価されています。試作段階で、ロケットランチャーは40発の弾を搭載可能です。
この兵器は、ベトナム国営軍需企業「13工業・化学品」有限会社によって開発されたもので、荷台には40発の70mmロケット弾を搭載できるロケットランチャーが設置されています。
展示された車両は、一般的なホワイトのハイラックスに、軍用色のロケットランチャーが取り付けられており、その独特な姿が来場者の注目を集めました。
ロケットランチャーは、可動式ターレットを使用しており、360度の水平射撃と45度の迎え角での発射が可能です。
連続発射も可能で、全弾を20秒で発射できる性能を持っています。
担当者によると、この兵器は実戦配備されているものではなく、試作段階のもので、現時点で唯一の展示車両とのことです。
トヨタの「ハイラックス」が選ばれた理由としては、その高い機動性と信頼性が挙げられ、特にオフロードでの性能が重視されています。
トヨタは1995年からベトナムでの生産を開始しており、そのブランドはベトナム人にとって非常に信頼されています。
近年、韓国や中国の自動車メーカーが台頭しているものの、軍用車両においては依然として日本車が高く評価されていることが示されています。
トヨタはベトナムの軍隊でも多く使用されており、安定したブランド力を持ち続けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/31d018a7a5e0a37724c7a773529a4189e3900f5b
トヨタの「ハイラックス」がベトナムの軍事技術革新において重要な役割を果たしていることに、多くのコメントが寄せられました。
特に、ハイラックスが持つ頑丈さや信頼性が評価されており、過去の戦争や内戦での実績がその人気の理由として挙げられています。
ベトナムでは、ホンダのスーパーカブの人気も同様の理由によるもので、戦時中の信頼性が重要視されたことが背景にあると考えられています。
また、中東やアフリカの武装組織でもトヨタ車が好まれる理由は、整備のしやすさや耐久性にあるようです。
特に、ピックアップトラックが軍用車両に改造されることが多く、トヨタの車両が戦場での運用に適しているとの意見が多く見られました。
さらに、ハイラックスの頑丈さを検証するテレビ番組の話題もあり、その堅牢さが多くの人々に印象を与えていることがわかります。
全体として、トヨタの車両が持つ品質や信頼性は、今後も軍事用途での需要を支える要因となることが期待されているようです。
ネットコメントを一部抜粋
ベトナムでホンダのスーパーカブが人気なのと同じ理由ですよね。
専用工具や専用部品が手に入らない地の果てでも整備して運用を続けることを可能にする基本設計は本当に凄いと思います。
やはり日本車が営々と築き上げてきた品質と信頼性はまだまだ絶大なものがありますね。
昔からランドクルーザーなどのピックアップトラックをテクニカルと呼ばれる速成戦闘車両に改造したものはあちこちの戦場で出回っている。
ハイラックスは頑丈さが売りの一つですからね。