「紅白歌合戦」での有吉弘行の司会が視聴者から不評を買い、彼の持ち味である毒舌が影をひそめた。SNSでは違和感を訴える声が多く、彼の個性が失われたとの意見が相次いでいる。
特に、彼の持ち味である“毒舌”や“イジり”が影をひそめ、無難な進行に終始していたことが不満の声を呼んでいる。
SNSでは「有吉の紅白司会がいまだに慣れない」「そんなキャラじゃないだろ」といった投稿が見られ、視聴者からの違和感が浮き彫りになった。
初司会となった2022年の大みそかでは、緊張しつつも自身の個性を出そうとする姿勢が見られたが、昨年はその独自性がほとんど発揮されなかった。
具体的には、「すごい」「サイコー」といった言葉を連呼し、出演者に対して突っ込む場面がほとんどなかったため、彼の“毒”が消えてしまったという意見もある。
元NHKディレクターの大野茂教授は、有吉が出演者に対して歯の浮くようなセリフを言う場面が目立ち、彼の本来の魅力が失われていたと指摘している。
特に、白組トップバッターのこっちのけんとのパフォーマンスに対して「すごい盛り上がりでした、最高でした」と絶賛したり、HYのボーカルに対して「生まれかわったら仲宋根さんになりたい」と持ち上げたりする様子が見受けられた。
大野氏の言う通り、有吉の司会は「すごい」「サイコー」の言葉の繰り返しであり、視聴者にとっては物足りなさを感じさせる結果となった。
紅白という大舞台での司会の難しさが浮き彫りになり、有吉自身もそのプレッシャーに苦しんでいるのかもしれない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a10feba6d812c74ad4ed12f913cbe7eb1be3cb25
視聴者からは、有吉弘行が紅白の司会を務めたことに対して、彼の普段の芸風との不一致を感じる意見が多く寄せられました。
特に、バラエティ番組でのノリや毒舌を期待する視聴者にとって、紅白という厳粛な場での彼の姿勢は物足りなかったようです。
また、アドリブ力に欠けると感じたコメントもあり、特に西田敏行さんの追悼コーナーでの反応に対して残念に思った視聴者が多かったです。
彼が自らの言葉で感謝や追悼の意を表すことができなかったことが、印象を悪くした要因の一つとされていました。
さらに、台本に縛られた進行方法が有吉の持ち味を引き出せなかったとの指摘もありました。
視聴者の中には、彼の持つユーモアや瞬発力が生かされないまま、無難に進行をこなしていると感じた人もいました。
紅白という特別な場での司会に対して、もっと適した人選があったのではないかという意見も見受けられました。
一方で、有吉を支持する声もあり、彼の自然体での進行を楽しめたという意見も存在しました。
視聴者は、彼が毒舌を封印し、無難に進行することを選んだ結果、視聴者に安心感を与えた部分もあったと評価していました。
全体的には、有吉の紅白司会に対する評価は賛否が分かれ、多くの視聴者が彼の適性について考えを巡らせていたようです。