広州汽車が発表した「GOVY AirJet」は、複合翼型で航続距離200キロ、時速250キロで都市間移動を効率化する空飛ぶクルマです。2025年に商用運航を目指しています。
この新型機は、電動モーターによるプロペラ駆動で垂直離着陸が可能な「eVTOL（電動垂直離着陸機）」として位置づけられています。
GOVY AirJetの最長航続距離は200キロメートル、最高飛行速度は時速250キロメートルに達し、主に3～4人の乗客を運ぶ都市間移動を想定しています。
広汽集団の研究開発部門の責任者である蘇慶鵬氏は、広州市から深圳市や香港までの移動時間を鉄道などの地上交通機関に比べて7割短縮できると強調しました。
空飛ぶクルマの商用運航には中国民用航空局からの耐空証明が必要で、広汽集団は2025年にその申請を行い、量産準備と購入予約受付を開始する計画です。
GOVY AirJetは、同社が開発した2機種目の空飛ぶクルマで、1機種目の「GOVE」は2023年6月に発表され、試作機がデモ飛行を行いました。
GOVEは民生用ドローンとして多数のプロペラを持つ設計でしたが、航続距離と積載可能重量が課題でした。
広汽研究院の呉堅院長は、より長い航続距離と多くの乗客を運べる複合翼型の空飛ぶクルマの開発を予告していました。
また、GOVY AirJetの中核技術はEV（電気自動車）との共通点が多く、広汽集団の高容量電池や高性能モーター、自動運転システムなどの技術が空飛ぶクルマの事業化に向けた基盤となることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c86da0a41b4c07e1ab2131bf96830ad2c1166157
広州汽車が発表した新型空飛ぶクルマ「GOVY AirJet」に関するコメントは、主にその実用性やデザインに対する疑問を中心に展開されました。
多くの読者は、この新型車両を「道路を走れるヘリコプター」と表現し、実際に運用する際の難しさを指摘していました。
また、車道を走る姿が想像できないという意見も多く、車としての機能に対して疑問を持つ声が上がっていました。
さらに、空中交通の管理や運用に関する懸念もあり、交通管制の仕組みがどうなるのかといった疑問が寄せられていました。
加えて、EV（電気自動車）が他の産業に広がる中で、リニアモーターカーとのコストパフォーマンスを比較する意見もあり、技術の進歩に対する期待と同時に、実用化の課題について考察されていました。
全体として、革新技術に対する期待感と懸念が入り混じったコメントが多く、今後の展望について様々な視点からの意見が交わされていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
道路を走れるヘリコプターと言う感じですね。
何回見てもクルマというよりヘリコプターかプロペラ機。
空中の交通管制どうするんだろう。
これを車と言えるかな？ 新型ヘリコプター！
何処の保険会社が賠償保険を引き受けるのだろうか。