BMWの850Ciは、リトラクタブル・ヘッドライトを持つ高級クーペで、特にスーパーカーブーム時代に人気を博しました。オーナーは20年前に衝動買いし、エンジンは複雑な構造でメンテナンスが難しいとのことですが、その美しいデザインは今も多くの人を魅了しています。
このモデルは、1990年にデビューし、BMWの「6シリーズ」の後継として位置づけられています。
デザインは「M1」に似ており、流麗なボディラインと美しいフォルムは多くのドラマや音楽PVに登場しました。
特に、鈴木雅之と菊池桃子が歌った『渋谷で5時』のPVに登場したことが印象的です。
今回紹介するオーナーは、20年前に近所の中古車販売店で850Ciを見かけ、そのスタイリングに惹かれて衝動買いを決意しました。
彼はそれまで国産車を乗り継いでいましたが、外車に乗ることでクルマ好きの大人としてのイメージを持ちたかったと語ります。
この850Ciは「M70」型の5L V型12気筒エンジンを搭載しており、当時は「シルキーシックス」と呼ばれた直列6気筒エンジンをV型にしたユニットです。
しかし、このモデルは複雑な2系統制御システムを持ち、トラブルが多く、メンテナンス性が悪いとの評価も受けていました。
そのため、後に登場した「840Ci」は、4.0L V型8気筒エンジンを搭載し、トラブルが少ないことから人気を集め、8シリーズの信頼性を高める要因となりました。
このように、850Ciはただのクルマではなく、時代の象徴とも言える存在なのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94a7abf7aabe805d4e2bc5b0cd31c4794c33403e
コメントの中では、BMW 850Ciの魅力やオーナーの衝動買い体験が多くの人々に共有されていました。
特に、デザインの美しさや存在感に惹かれて購入したという意見がありましたが、同時に車両のトラブルや維持費に関する懸念も多かったです。
例えば、あるコメントでは、セールスから「全部壊れます」と言われたエピソードが紹介されており、購入をためらった方もいたようです。
また、中古市場では200万円を切る価格帯もあったものの、トラブルが多く、修理代が高額になるとの情報が広まっていたため、手を出さなかったという声もありました。
さらに、特定のトラブルとしてリアのショックマウント部分の不具合が挙げられ、購入を検討する際の注意点として指摘されていました。
一方で、カッコいいデザインやV8エンジンを搭載した840モデルへの期待も寄せられていました。
全体として、BMW 850Ciは魅力的な車であるものの、トラブルや維持費に対する慎重な姿勢が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
当時、別の車の下見に行った際、850が展示されていたのでちょっとセールスと雑談すると。
中古が200万切ってる時代がありましたけど、トラブル多発、修理代も高額と聞いていたので。
カタチはカッコいいけど、マトモに走る個体はあるのでしょうか?
リアのショックマウント部分が抜けるトラブルが多かった。
これとポルシェ928も欲しいな。