「JRに強い大学」ランキングが発表され、日大と早稲田大がトップ2に。京阪神の大学が優位で、万博を控えたJR西日本の採用が多いことが影響している。
今回のランキングは、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、九州旅客鉄道(JR九州)に就職した学生数を基に作成されている。
調査は毎年行われ、2024年のランキングには560大学からの回答が寄せられた。
JR各社の就職者数では、JR西日本が441人で最も多く、次いでJR東日本346人、JR東海226人、JR九州61人となっている。
JR西日本の採用数が多い背景には、2025年に関西万博が控えていることから、観光事業を含む人員の整備が進められているとの見解が示されている。
ランキングのトップ2は日本大学と早稲田大学で、両校は建築や土木系学科が充実しており、それが鉄道会社への就職に強い要因となっている。
特に日本大学はJR4社全てに就職者を輩出している一方、早稲田大学はJR九州に就職者がいない状況だ。
日大の強みは多くの付属校があり、高卒採用も行っているため、JRとの親和性が高いことが挙げられる。
さらに、理工系学部を持たない専修大学も注目されており、JRの就職者数は少ないが、4社全てに就職者を輩出していることが特筆されている。
その他、京大、近畿大、関西大、大阪大、立命館大などがランキングに名を連ねているが、日大と早稲田大の強さが際立つ結果となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f41cb69a3dfae9683bebc6ecddc23d24530ca466
JR就職に強い大学ランキングに関するネットのコメントは、主に日大と早稲田大の強さを称賛する内容が多かったです。
特に、日大は多くの付属校を持ち、JRとの親和性が高いことから就職者が多いとされました。
一方で、地方の国公立大は大手企業への進出が難しく、現状では地元以外への就職が難しいという意見もありました。
さらに、鉄道業界では理系の学生が多く採用される傾向があるため、文系の学生は駅員などのイメージが強いと指摘されていました。
現業職と総合職の違いについても触れられ、特に給与や出世に関する現実が学生に正しく伝わっていないのではないかとの懸念もありました。
また、鉄道現業職は基本的に高卒でも務まる職種であったことから、学歴に関する情報発信に違和感を感じる意見も見受けられました。
全体として、コメントは多様な視点からの意見が交わされ、就職活動や学歴に対する考え方が反映されていました。
ネットコメントを一部抜粋
都会のJRほど私大が強い印象ですね。
安全な運行は現場の作業員の力も大きいんですよ。
日大はOB・OGが多いからね。
就職強いよ。
現業職と総合職、どちらなのかも載せてもらわないと。
鉄道会社に就職したい人の気持ちがわからんなあ。