中国の宇宙開発、チリでの拠点設立が示す狙いとは

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中国がチリに建設中の天文台は、宇宙開発の拠点であり、軍事目的にも利用される可能性がある。習近平政権の「宇宙強国」への野望が進行中。

要約すると中国の習近平政権は、2049年までに「宇宙強国」を目指し、南米チリのアタカマ砂漠に建設中のベンタロネス天文台を通じてその野望を進めている。

この天文台は、地球を周回する衛星や宇宙ステーションの観察を目的としているが、同時に中国の軍事目的にも利用される可能性がある。

アメリカの近くに位置するこの施設は、中国が世界中に確立したプレゼンスの一環であり、軍事と科学研究、ビジネスが連携して中国共産党のために動く仕組みが強化されていることを示している。

習主席は、2049年までに世界の頂点に立つことを目指しており、この天文台はその実現に向けた重要な拠点の一つと見なされている。

中国は、台湾への圧力を強める「アナコンダ戦略」を実施してきたが、今や南米でも同様の手法を取り入れ、宇宙開発においてアメリカに対抗するための基盤を築こうとしている。

ライザ・トビン元米国家安全保障会議の中国担当部長は、中国の天文台が無害な科学施設に見える一方で、実際には衛星の監視や情報収集、軍事作戦の支援を行う可能性があると指摘している。

中国側は、プロジェクトが科学コミュニティに開放されていると主張しているが、アメリカの南方軍は、これらの施設が非科学的な目的に使用される懸念を表明している。

中国の宇宙インフラの拡大は、国防や科学研究における影響力を高め、地上での活動にも決定的な影響を与えることが期待されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/594db8ed3ce5dd1c1c8208cfdf60eeeb686cbe13

ネットのコメント

中国の宇宙開発がチリに拠点を設立したことについて、多くのコメントが寄せられました。

コメントの中では、中国の進出が米国との対立を激化させるのではないかとの懸念が表明されていました。

特に、経済的な影響力を背景にした中国の動きが、南米諸国を巻き込む形で進展していることが指摘されていました。

これにより、米国がこれまでの覇権を維持できなくなるのではないかという見方がありました。

また、民主主義と独裁体制の違いが、国家の発展にどのように影響を与えるかについても議論がありました。

民主主義国家が選挙による変動で迷走する一方、独裁国家は長期的な戦略を持ちやすいとの意見がありました。

さらに、中国の台頭が新たな二極体制を生む過渡期にあるとの見解もあり、特に日本がその影響を受ける可能性について懸念が示されていました。

全体として、中国の宇宙開発がもたらす国際的な変化に対する警戒心や、今後の展開に対する様々な視点が交錯していたことが印象的でした。

ネットコメントを一部抜粋

  • 中国には華僑という独自の経済ネットワークがあった。

  • 地球と宇宙は中国のためにあるのだろうか。

  • 中国を見習い、支持し、支援を受ける国々が増えている。

  • 民主主義国家と独裁国家が競争したらどちらが勝つか、という問題が突きつけられている。

  • 中国がアメリカがやろうとしたができなかった先に事をやっている。

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